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コーチングを受ける前に知っておきたいこと

昨今のコーチングブームに便乗してか、「コーチ」を名乗る人が増えてきています。

確かに、コーチになるには、医者や弁護士のような公的な資格が必要なわけではありませんので、名刺に「コーチ」という肩書きを入れるだけで、「私の仕事はコーチです」と名乗ることができますし、それは法律的に特に問題はありません。

では、そういう「コーチ」が全員、きちんとしたコーチングのトレーニングを受けているかというと、残念ながら、そうではありません。コーチングの書籍を少し読んだだけで、「コーチ」として活動している方も少数ですが、存在しています。

コーチは自分の自己実現のパートナーとなる、大切な存在です。
ですので、もしコーチを依頼することに興味をもたれたら、その前に次のポイントを必ず確認下さい。

コーチを選ぶポイント

1.信頼できる専門機関でのトレーニングの有無

コーチと名乗る方を見かけたら、「どこでトレーニングを受けたか」を確認してください。
トレーニングさえ受ければいいわけではありませんが、一つの目安になります。

国際コーチ連盟が認定したプログラムでもあり、日本におけるトレーニング専門機関の代表は、コーチ21CTIジャパン です。
(ちなみに私は、両方のトレーニング機関を含む、3つの機関を修了しています。
 くわしくは、コーチングを学びたい人へ を ご覧下さい)

また、コーチングそのもののトレーニングだけでなく、例えば、心理学やタイムマネジメントの勉強など、コーチングに関連することにも好奇心をもって、積極的に学び続けているかといったコーチの学習意欲も大切な要素の一つです。


2.経験

コーチ歴や、自分が受けたいテーマについてのコーチング実績があるか、など。
また、コーチ認定資格を持っているかどうかも、判断の一つになります。

さまざまな認定資格がありますが、国際コーチ連盟(ICF)プロフェッショナル認定コーチと、国際コーチ連盟(ICF)マスター認定コーチの資格は、それぞれ750時間、2500時間以上のコーチングセッションの経験がないと取れない資格になっています。

経験の有無を確かめるには、この資格を保持しているかどうかが一つの目安になるでしょう。


3.専門知識の有無

コーチングでは、必ずクライアントが実現したいビジョン(テーマ)を持っていることが前提です。
ですので、自分のテーマについて詳しい方に依頼する方がいいとつい考えがちです。
(例えば、起業したい方でしたら、コンサルタントとしても活動しているコーチに依頼するなど。)

しかし、コーチングでは専門知識を持っている方がいいと一概には言えません。

専門知識のあるなしのメリット・デメリットは次のとおりです。

 ・専門知識がある場合
  メリット:業界の共通言語が理解できる
       クライアントの問題に関して、客観的に良し悪しを判断できる
       アドバイスを求めることができる
  デメリット:専門分野以外の総合的能力を高めるのには不向き

 ・専門知識がない場合
  メリット:専門分野に囚われない質問を行うことで、発想の転換が行われたり、
       専門分野以外の領域に目が行き届くようになる
  デメリット:専門分野に関するアドバイスが得られない

コーチにメンターとしての要素を求めるなら、専門知識を持つコーチの方がいいでしょう。
逆に自分とは違った視点を求めるなら、自分とは同じ分野の専門知識を持った人よりも、
全く違う分野のコーチに依頼するほうがいいでしょう。

どちらにせよ、コーチは「コーチングという専門知識」をもったプロフェッショナルである
というのは必須条件ですね。


4.居住地

多くのコーチは、コーチングセッションを電話で行います。したがって、面談でのコーチングセッションを望むのでない限り、居住地にはこだわらないことをお勧めします。
通話料金を気にする方もおられますが、最近では、加入者同士は通話無料となるスカイプを利用して、コーチングセッションを行うケースが非常に増えてきています。


5.コーチにもコーチがついているか

依頼したいと思うコーチにも、コーチがついているかどうかを確認することをお勧めします。

コーチ自身がクライアントとしての体験がないと本当にコーチングの良さを実感しているとは思えませんし、クライアントがどんな気持ちになるのかということも肌で感じ取ることは出来ないでしょう。


6.相性

1~5までポイントを挙げましたが、私の体験から言えるのは、最終的にはこの相性が合うか合わないかでコーチングがより機能するかどうかが決まります。
もちろん、コーチはトレーニングを積んでいますので、あなたとうまくコミュニケーションを取ることはできるでしょう。

しかし、あなたにとって、コーチが何でも自由に話せる存在であるかどうか、あるいはお互いの価値観を尊重し合えるかどうかなど、コーチのあり方(Being)に共感できるかどうかが、大きなポイントだと思います。

ですので、コーチングに対するコーチの考え方や、人間観、あるいは、クライアントにどうなってほしいのか、といったことを尋ねてみることも大切でしょう。

これはすぐに分からないかもしれませんので、まずサンプルセッション(体験コーチングのこと。無料で行われる場合もある)を受けてみることをおすすめします。
このサンプルセッション(体験コーチング)を、コーチが受け付けてくれるかも大事なポイントの一つです。あなたの直観を大切にして自分に合ったコーチを選んでください。


以上、ファインネットワールドが考える「コーチを選ぶポイント」を6つ、お伝えしました。

もし、契約したものの、途中で合わないと思ったり、違うコーチのコーチングを体験したいという場合には、遠慮なくあなたのコーチに申し出てください。

そのためにも、コーチングを始める前に、コーチの変更やコーチングの終了について、コーチと契約の確認をしておくことをオススメします。

効果的なコーチングの受け方

コーチとクライアントの関係は上下関係ではなく、パートナーシップ、つまり役割の違いがあるだけの対等な人間関係です。

コーチングで成果を上げるためには、コーチの能力、力量に負うところもありますが、それと同じくらいクライアント側にも自分で立てた目標に対するコミットメント(本気の決意)、正直さ、そして行動することが求められます。

あなたが、より価値のある成果を得るために、コーチングを進めていく際のポイントをお伝えします。
ぜひ参考にして下さい。


1.自らが考え、行動に移すことに焦点を当てること

コーチングは、あなたの能力や自発的な行動を最大限に引き出すためのものです。
そのためには、まずあなた自身が考えてみてください。
「過去と他人は変えられない」という言葉がありますが、変えられるのは「あなた自身」の行動であり、考え方、ものの見方です。

コーチは、あなたが考えを深めたり、視野を広げたり、行動することをサポートします。
他人や過去の出来事についての説明よりも、あなた自身がどうしたいのか、どうなりたいのかに焦点を当てて話すことが成果を上げる近道になります。


2.できるだけリラックスして、感じるままを言葉にすること

自分の感情や直感を信頼することは、大きなエネルギー源になります。
感じたままを自由に表現してください。何を感じたのか、どんな気持ちを味わったのかということを、コーチングでは大切にします。
ポジティブなことだけでなく、ネガティブに感じることもどちらの感情も大切です。
自分の本心から感じた気持ちを声に出してみてください。

また、コーチに理解してもらおうと事細かに説明する必要はありません。
意識をコーチではなく、自分自身に向けるようにしてください。


3.コーチングセッション前に準備をすること

「どんなテーマを明らかにしたいのか」「何について話してみたいのか」などを整理することにより、自分にとって大事なことが明らかになり、セッションをより効果的にします。


4.コーチングセッション中はメモを取ること

セッションの中で、多くの気づきやアイデアの触発、そして意思決定が起こります。
この貴重なあなたの答えを後に行動に移すためにも、忘れないうちにメモを取るようにしてください。
そのためにもコーチング専用ノートを1冊用意されることをおすすめします。


5.コーチングセッション後に整理すること

セッションの中でメモに書き取った、多くの気づきやアイデアの触発、そして意思決定も、そのままにしていては何も変化は起こりません。

この貴重なあなたの答えを行動に移すためにも、セッション中に取ったメモを見直し、次のコーチングまでに何をするのか、いつそれをするのかをスケジューリングする時間を、コーチングセッション後に10分ほど確保されることをおすすめします。


6.コーチングの進め方についてコーチにリクエストやフィードバックをすること

 あなたにとって、より役立つコーチングの仕方はどんなものでしょうか?
 多くの質問に答えること?
 感じたことを忌憚なくフィードバックされること?
 行動を促されること?

あなた自身を前進させるために、有効と思えるコーチングの関わり方を、その都度、要望しましょう。


コーチングは、コーチとクライアントによってそれぞれのスタイルがあります。
これでなければいけないというものは何一つありません。お互いに話し合って、よりよいものにしていくことが大切だと思います

コーチングを受けて結果が出る人、出ない人とでは、どう違うのか?

先にお伝えしておきます。
コーチングは誰にでも有効ではありません!!

前述しましたが、コーチとクライアントとは役割の違いがあるだけで、クライアントの目標達成や自己実現に向かって、お互いが協力し合う対等な関係です。

そのため、コーチに任せておけば目標達成に導いてくれるだろう、という安易な考えでは、残念ながらコーチングはうまく機能しません。

コーチングを受けて結果が出る人とそうでない人の違いをまとめましたので参考にしてください。


結果が出る人

  1.自分の内面に目を向けられる。焦点をあてられる
  2.行動力がある
  3.素直で自分の考えに固執しない。柔軟な見方が出来る
  4.物事や人に対して、肯定的
  5.決めたことを守る
  6.精神的に自立している

結果が出ない人

  1.自分の内面に目を向けるのがイヤ
  2.やってみる前から、あきらめがち
  3.正しい/間違っているという見方で判断をしがち
  4.物事や人に対して、否定的
  5.決めたことを守れない
  6.言い訳が多い
  7.依存心が強い
  8.すぐに他人のせいにする

もちろん、完璧な人は誰もいません。

コーチングを受けていて、あまり成果が出ていないなと思ったときは、一度、自分の状態をチェックしてみてください。




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