
ソースプログラム(ソースセルフスタディキット、ソースワークショップ)を受講後、
自分の進む道が決まり、まっすぐと一歩踏み出した人たちを紹介します。
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Vol.4 木村美幸さん (2004年 ソースセルフスタディキット) 木村さんのサイト アートセラピー Peace Story |
Q.ソースセルフスタディキットを受講してから、ご自身の中で、
どのような変化があったか教えてもらえますか?
A.はい。
私は『ソース』を受講したとき、ちょうど、自分の心の中の整理をしたいと思っていた
ところでした。
私は『ソース』を受講する約1年前、自宅の整理を始めたのです。
それまで溜まっていた書類や捨てきれずに押入れの中に押し込んだままになっていた
洋服など、徹底的に処分しようと思いました。
でも、結局思っていたほど処分できませんでした。
その後、3回にわたって大々的に整理整頓をし、やっと自分らしい部屋になってきたなと
感じられるようになった頃、もうちょっと自分の心を整理したほうがいいのではないかと
思ったのです。
その時に活用させていただいたのが『ソース』だったのです。
『ソース』は何度も何度も繰り返し、自分の中にある自分が望んでいることを質問して
きますので、それまでぼんやりとしていたことを具体的に考えることができるようになった
のは確かですし、その後、再度自宅の整理整頓をして、今の私にとって本当に必要なもの
しか残らない状況にすることができました。
おかげで、掃除するのが楽になりました。(笑)
Q.他に良かった点を教えてください
A.一番よかったことは、焦らなくなったことでしょうか。
以前だったら、必死に本を読んだり専門学校に通って誰かから正しい答えを教えて
もらおうとしていました。
でも、本当に自分がしたいこと、正しいことは、自分の中にある。
今は、職業柄、自分の感じていることを落書きしてイメージトレーニングしてますが、
セルフトレーニングが楽になったのは確かですね。
Q.現在のお仕事や活動を教えてください。
A.メインの仕事はアートセラピー(芸術療法)です。
私はカラーコーディネイトの勉強をしていたとき、カラーセラピーのことを知りました。
元々、大学で中学校の美術と養護学校の先生の免許を取っており、行動分析や
心理学を勉強しておりました。
そこで、それにプラスしていくつかのセラピーの講座を受講し、最終的にアートセラピーを
することになったのです。
Q.アートセラピーも徐々に広がりつつありますね。
A.アートセラピーは対象者によって実施内容が異なります。
例えば、成人向けの講座は、いくつかテーマに沿って絵を描いていただき、簡単な
心理分析をすることもあります。
子供向けの場合は、一緒に楽しく遊ぼうとする感覚が必要ですし、その保護者の方向けには、
自由に絵を描ける環境を作っていただくことや、焦らないで見守っていただくことをお話しないと、
どうしたらいいのか悩んでしまう方もおられます。
高齢者の場合は、絵を描くことを嫌がる方がおられますが、その場合、なぜ嫌なのか
まず話を聞くことから始まります。
もし、本当に絵を描くのが嫌なのなら、そのまま見学してもらって終わることもありますし、
何かのトラウマを抱えているだけなら、そのトラウマをとるための方法を考えます。
つまり、絵を描いたり、工作したりするよりも、お話しすることのほうが時間が長いときも
あるのです。
Q.必要なら、カウンセリングもなさるのですね。
A.もし、美術教室の場合なら、絶対に絵を描かなければならない。
でも、私が目指しているアートセラピーは「心を元気にする」ことが目的ですから、
絵をたくさん描きたいときは絵を描きたいだけ描いてもらうこともありますが、描く
元気がないときは描かなくていい。
みんなのしていることを見ているだけでも、社会性を持てることだってあるのです。
わかり易くいうと、新入社員が先輩社員をまねて同じようなことをする。
子供が親の使っている言葉とそっくりな言葉を使う。
一緒にいるだけで影響をうけ、そのうち、自分たちでどうすればもっとうまく絵が描けるのか
考えてくれるようになる。
それ以外の仕事としては、「生活に活かすカラーコーディネイト」や、「ファシリテーション」の
講座もさせていただいたことがあります。
また、私の行う成人向けアートセラピーは、実はコーチングの要素も含まれている
のです。
Q.コーチングと同じ要素とは、どういう点がですか?。
A.まず、自分自身の現状を絵に表し、その内容を説明してもらう。
たったそれだけのことなんですが、精神的にしんどいなぁと感じていたときは、
何がしんどかったのか自分自身で気付き絵を描いてるし、もっとこんなことをしたいと
感じていたことが絵に出ていることもある。
何かをするとき、それだけで終わらせるのではなく、なぜこんなことをしたのか考える時間を
持つ。
例えば、言葉にする。文字にする。絵にする。
それぞれ、自分の得意な分野で表現してみると、自分の中にしっかりしたイメージができてくる。
これって、コーチングだなと思うことがよくあります。
あと、昨年10月から新聞や雑誌にアートセラピーのことを書いて投稿しだしたんですが、
今のところうまい具合にいろんなところで掲載してもらっています。
昔から文章を書くのが好きだったので、ぜひともアートセラピーを受けてくださった方に
ご了解いただき、データにまとめて発表していきたいと考えております。
Q.木村さんが、さらにこれからやっていきたいこと
ビジョンを教えていただけますか?
A.私の目標としている人物は「マザー・テレサ」なんです。
だから、最終的には、福祉関係のコーディネーターというかプロデューサーのような
仕事がしたいと思っています。
マザー・テレサは、一般的に貧困に苦しんでいる人を助けた人というイメージが強いですが、
彼女は自分の運営している施設の資金集めのためにかなり精力的に行動していたのです。
Q.私もマザを敬愛する一人ですが、本を読んで、敏腕女社長のようだと
考えを改めました。
A.そうそう。大企業に出向いて自分達のしていることを話して
資金援助を求めたりしてます。
それも、一時的にお金をもらうだけでなく、継続して援助してくれるように掛け合ったり
したのです。
そして、資金援助してくれた人たちにメリットがあるようにと考えて、自分自身が進んで
広告塔になり、いろんなところでPRもした。
今の私にはとてもできそうにないことですが、不可能だと思った時点で人間の成長は
止まります。
Q.それは同感です。
A.絶対に自分にはできると信じていると、
ふとしたことで、自分の目標に近いことがみつかるのです。
例えば、私はひとりでアートセラピーの活動を始めたとき、自分をPRする方法をほとんど
理解していませんでした。
でも、「とりあえずボランティアでいいから、アートセラピーをさせてください」とお願いしたところ、
快く了解してくれた人がいたのです。
本当に、効果があるのかどうか私自身が不安に思っていたときに、助けてくれた人が
いました。
その後、徐々にではありますが成果が目に見えるようになってきたとき、一緒に
アートセラピーをしてくれる人を集めたいと考えていたところ、社会福祉協議会の協力を
得て、ボランティア養成講座を開講することになりました。
そして、生涯学習のプログラムにも参加できることになりました。
まずは自分を信じ、自分の目の前の情報と自分自身の能力をフル活用するようにすれば
いいのだと思っているのです。
そうすれば、自ずと道は開ける。
今の私に足りないことは、他の人たちがきっと補ってくれるから、全然心配していないんです。
その代わりに私は、コーディネーターになるためにも、福祉についてもっと広範囲に勉強し、
行動範囲を広めるだけなんです。
行動すればするほど、人と情報は手に入りやすくなります。
それに、私一人では考え付かなかったことを勝手に考え、企画してくれる人も出てくるから、
私としては大助かりですしね。
人の上に立つのではなく、一緒の目線で生きていける人たちに囲まれて、頑張って
いきたいと思っています。
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