【コラム77】コーチングのどこに惚れたのか?

先日、ある方から「どうして、コーチングを学ぼうと思ったんですか?」という質問を頂きました。

18年以上前のことなのですが、話し始めるとそのときのことが鮮明によみがえってきました。

コーチングの一体、どこに惚れたからここまで続けることができたのか?
振り返ると2つありました。

 

一つ目は、「あなたが必要とする答えは、あなたの中にある」という言葉との出会いです。

初めてこの言葉を見たときは、雷が落ちたような衝撃を受けました。

今なら、コーチとしての経験と人間についての理解が深まったことで、この言葉が真実だとわかりますが、当時は経験も知識もないけれども、直感的に「その通りだ!」と腹にストンと入ったのです。

 

二つ目は、「コーチングの仕組み」です。

当時、研修会社で営業の仕事をしていましたが、顧客企業を訪問すると「研修を受けたあとは社員もヤル気になるんだけど、それが中々続かない」という相談をよく受けていました。

どうすればヤル気が持続するだろうか?

そんな問題意識を持っていたときにコーチングと出会いました。

そこで、コーチングは2週間に1回ほどのペースで継続的にセッション(面談)をするということを知り、「この仕組を顧客企業に導入すれば、ヤル気も持続するし、行動も変化する!」と理性的にも効果的だと確信したのです。

直感的にも理性的にも「コーチングはイイ!!」と思えたことが、今も私を支える大きな力になっています。

 

コーチングのどこに惹かれたのか、なぜ学ぼうと思ったのかといったことを思い出すことで、コーチングに対する情熱がよみがえったり、大きくなってくるでしょう。

あなたは、コーチングのどこに惚れましたか?