【コーチ24】コーチとしてどんなセルフイメージを持っているか? その1
セルフイメージという言葉を聞いたことはありませんか?
「私はお金持ちだ」「私は貧乏だ」「私は美しい」「私はブサイク」「私は賢い」「私はバカだ」といった「私は◯◯」という言葉で表せるもの、それがセルフイメージです。
このセルフイメージが、その人の考え方や言動に大きく影響を与えます。
ただ、自覚しているセルフイメージよりも、普段は自覚していないけど心の奥底で信じ込んでいるセルフイメージのほうが、与える影響は大きいです。
「私はコーチです」と名乗っていても、心の奥底で信じ込んでいるセルフイメージは、コーチ一人一人違います。
コーチングを学び始めた人からは「コーチングの勉強中です」という言葉をよく耳にします。このとき、その人のセルフイメージは学習者、つまり「私はコーチングを学ぶ人だ」というものです。
しばらくすると、コーチングの練習の一環で、コーチ同士や知り合いにコーチングセッションをするようになります。
ただ、「私はコーチングを学ぶ人だ」というセルフイメージのままだと、コーチングの勉強や練習はするけれども、クライアントを持ってコーチングするというところになかなか踏み出すことができません。
それでも、勇気を持って、コーチングセッションをいろんな方にするようになると、「私はコーチングを学ぶ人だ」というセルフイメージから抜け出し、「私はコーチングセッションができるんだ」と心の奥底で信じられるように変わってきます。
こうして「私はコーチングセッションができる人だ」というセルフイメージに変わってくると、コーチングの学びは続けながらも、コーチングセッションを人にすることへの躊躇が減ります。
コーチングセッションをどんどんするようになると、周りの人もあなたのことを「あの人はコーチだ」と見るようになります。その結果、「私はコーチングができるんだ。私はコーチなんだ」というセルフイメージがさらに強化されます。
しかし、ここで終わりではありません。
次回は、「私はコーチングセッションができる人だ」というセルフイメージの次の段階(進化形?)についてお伝えします。