【コーチ25】コーチとしてどんなセルフイメージを持っているか? その2
前回に引き続き、セルフイメージについてお伝えします。
前回は最後に、こうお伝えしました。
コーチングセッションをどんどんするようになると、周りの人もあなたのことを「あの人はコーチだ」と見るようになります。
その結果、「私はコーチングができるんだ。私はコーチなんだ」というセルフイメージがさらに強化されます。
しかし、ここで終わりではありません。今回は、「私はコーチングセッションができる人だ」というセルフイメージの次の段階(進化形?)についてお伝えします。
「私はコーチングセッションができる人だ」というセルフイメージの次の段階、それは・・・
「私はプロコーチだ」
です。
「私はコーチングセッションができる人だ」というセルフイメージを持てば、コーチングセッションをすることに躊躇が減るので、どんどん実践を積み重ね、セッションに自信が持てるようになります。
会社の中で企業内コーチとしてやっていくのであれば、このセルフイメージで十分でしょう。
しかし、あなたがコーチングセッションを有料で提供していきたいと思っているのであれば、「私はプロコーチだ」というセルフイメージ、つまり、「コーチングを仕事にしている人、職業にしている人だ」というセルフイメージを持って活動するほうが、早く望む結果を作り出すことができます。
「私はコーチングを学んでいる」「私はコーチングセッションができる」というセルフイメージで留まっていると、なかなか「有料でのセッション」のオファーが言いにくかったり、つい無料でコーチングを提供しがちです。
もちろん、それが悪い訳ではありません。
しかし、コーチングを職業に、もしくは仕事の一環にしていくのであれば、「私はプロコーチである」というセルフイメージのほうがプロ意識も高まり、仕事としてコーチングセッションというサービスをクライアントに提供している責任感も生まれます。
周りからの見られ方も変わり、信頼感も高まるでしょう。
- 私はコーチングを学んでいる
- 私はコーチングセッションができる
- 私はプロコーチである
どのセルフイメージを持っていても、コーチングの技術を高め続けることにかわりはないでしょう。
しかし、ただ「学んでいる」のと「プロとして専門的な技術に磨きをかける」のとでは、どちらがよりコーチング技術が磨かれるでしょうか?
そして、どちらが結果として、クライアントに喜ばれるでしょうか?
あなたが、本当にクライアントのお役に立ちたい、貢献したいと思うのなら、「私はプロコーチである」というセルフイメージを持って、ぜひ活動していってくださいね。