クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.9 ~ 馬庭直人さん

ヤマト広告株式会社 代表取締役
1977年生まれ。島根県出雲市出身。
広島の大学を卒業後、岡山にて広告デザインの個人事業「ピースリーズ即戦力」を創業。 2年後、現ヤマト広告株式会社を設立、代表に就任。
子供の頃から「こころ」や「人間」について興味を持ち、 大学のクラスでは心理学を受講する。また、その後も探求を続けて、学んだことはブログで発信している。
ホームページ: ヤマト広告株式会社

クライアントインタビュー

クライアント: 馬庭直人さん

インタビューアー: 赤木広紀

たまたま、赤木さんと一緒にセミナーを受けてたので(笑)

早速ですが、私からコーチングを受けようと思ったきっかけを教えていただけますか?

NLPなどを学んでいたので、コーチングというものがあるというのは漠然と知っていました。セミナーに出ると、コーチをしている人と名刺交換する機会もあったので。

そのとき、コーチングに興味は持ったのですか?

いや、あまり(笑)ただその後、月に一回定期的にコーチングを受けているという経営コンサルタントの記事をどこかでみたのです。その記事には、ビジネスでのメンタル面の調整で、かかりつけ医みたいな感じでコーチングを依頼していると書いてありました。たぶん、そういうのに少し憧れていたのでしょうね。それで興味を持ち始めて、コーチングを誰に受けたらいいのか? と思っていた時に、たまたま、赤木さんと一緒にセミナーを受けてたので(笑)

2014年のことですね。

その時にコーチングしていると赤木さんが言ってたから、あぁ、じゃあお願いしようかな、と。それだけなんですよ。

ははは、気負いなく声をかけて下さったのですね(笑)

元々、赤木さんはコンサルティング会社に勤めていて、ガンガンやっていた方じゃないですか。分かってもらえるポイントも多いかな、と思いまして。

ガンガン・・・そうですね、あの頃は頑張ってました(笑)

赤木さんと一番最初に話したとき、コーチングでどんなことをするのですか? と聴いたら、何でも色々聴くよって言われてましたよね。守秘義務をきちんと守って、お客さんのはけ口になるみたいなこと言ってて、あぁ面白そうだな、と思ったのがきっかけです。

ありがとうございます。

経営者はね、言いにくいことがいっぱいあるんですよ。

ありますよね。

それを聴いてくれる人で、しかもビジネス寄りの人だと、分かってくれそうな感じがしたので。

本当に何とかしたい! と思う人ほど、逆のことを実現している。そのことに気づきました

で、実際に受けてみて、どうでしたか?

最初の頃は、課題を解決しようということにムキになっていましたね。◯◯しなくてはいけない、とか、変わらなくてはいけない、とか。

その辺りはどうなりましたか?

今は、あまり気にならなくなりましたね。以前はスタッフが辞めると言い出すと、焦りました。だから、スタッフを何とかしなくてはいけない、コミュニケーションを何とかしなくては、と解決を試みましたが。それって、逆にドツボにはまるというか、無理に執着すればするほど、その問題は大きくなりすぎてしまうのですよ。

確かにそうですね。

痩せたいと思う人が太るようなもので、本当に何とかしたい! と思う人ほど、逆のことを実現しているというのを、赤木さんとのコーチングですごく気づきました。腹に落ちたのは、そこですね。

赤木さんのイメージは、お坊さん? お地蔵さん?

他には、どんな変化や気づきがありましたか?

最初、赤木さんのイメージは「ビジネスマン」という感じではなく、お坊さんみたいな感じがしてたんです。

頭もそうですから(笑)

いや風貌だけでなく、エネルギー的に。お坊さんがお経をあげている感じです。そのお坊さんに相談してたら、詰問を求めても詰問は返ってこないから、結局自分自身が答えざるえなかったです。何もされないコーチング、それが逆に僕にとって一番ベストだったかもしれませんね。

私はあまり何も言わないですし。

そこに立っているお地蔵さんみたいですもんね。

お地蔵さん(笑) いい表現ですね。

経営者ってあーだこーだ言われるのは嫌いだってご存知だったと思うし、僕のエネルギーからそう感じて詰問しなかったのかもしれませんが。

詰問して欲しい。そこを求める人って多いんですよ。特に、経営者の方は、誰も言ってくれないから、厳しく言ってほしいと口ではおっしゃいます。でも、同時に厳しく言ってほしくない、という、内なる声も聞こえるのですよ。

そうですね。

というのも、経営者は一番、自分に厳しいんですよ。自分で自分に厳しくしている経営者の方って多いなぁと、たくさんの方と接していて思います。本当に自分に厳しくない人は、経営者になれないですよ。だから、コーチが厳しく問い詰めたとしても、それ以上、普段から自分に厳しく接しているから、それでは変わらないです。

久々に会う仲間の経営者からは「最近、また変わったよね」と言われました。「なんでだろう?」って返事したら、「コーチング受けてるからじゃないの?」と。 僕はコーチングの話は他にあまりしないんですよね。それなのに「なんで、そんなに変わったの?」って。

自分ではピンときてないけど、周りの人からは「変わったね」と言われる。こういう場合、周りの方々の評価のほうが得てして、正しいことが多いですね。私の経験から言っても。

自分は変わったと自覚してないけど、周りが変わったというから本当に変わったんでしょうね。部分的にみたら、深く自分を見つめる時間もあって、涙なしに話せないときもありましたし。またコーチングをお願いしたいです。単発で話を聴いてもらいたいときとか、お願いしたいですね。

いつでも声をかけてください。

言葉の表面だけではなく、身体で変化を起こす。赤木さんのコーチングはすごく本質的だと、僕は思います。

赤木さんのコーチングをオススメしたい人は・・・

ありがとうございます。では最後に、私のコーチングをどなたかにオススメするとしたら、どんな人がいいと思いますか?

一言でいうと、欠乏している人ですね。

欠乏している人ですか?

常に仕事していなきゃいけない、金がほしいとかね、そんな欠乏感から動こうとしている人に受けてもらいたいです。

そういう人が受けるとどうなると思いますか?

すーっと、知らない間に手放していけるのではないかな。仕事なんて休んでもいい、本人がそう分かっててもできない人っていますよね。そういうビジネスマンにはいいんじゃないかなと思います。

インタビューを終えて

馬庭さんとの出会いは、本文でもありましたが同じセミナーを受けていたことがキッカケでした。

コーチングでは、目標達成や課題解決のために計画を立てて、行動するということをします。ですが、馬庭さんは元々、バイタリティも行動力もある方で、いいと思ったことはすぐ行動に移す実行力もお持ちでした。

そんな馬庭さんとのセッションで心がけていたことは「どのステート(状態)から行動しているのか?」を常に確認することでした。

欠乏感からではなく、すでにある豊かさを実感した状態から何をするか、あるいは、何をしないのか。豊かさを実感するステートに立ったとき、問題だと思っていたことは、いつの間にか問題でなくなっていた。そんな体験を一緒にできたコーチングセッションでした。

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