コーチングにまつわる質問や疑問の数々を、【コーチQ&A】の中でお伝えしていきます。

 

質問「コーチングなんて役に立たないよ」と言われてしまいました・・・

コーチングの話をしていると、相手から「コーチングなんて役に立たないよ」と言われました。

一生懸命、説明しようとするのですが、聞く耳を持ってくれません。どうしたら分かってもらえるでしょうか?

 

赤木の答え

プロコーチQ&A_1

『企業にコーチング研修の打診をしようとするのですが、”あぁ、あれは役に立たないらしいね”・・という答えが返ってきたんです』

他のコーチから、そんな話を聞いたことがあります。

私自身もかつて、面と向かってそう言われたこともあります。

しかし、よくよく話を聞いてみると、「役に立たないね」と言った方は、コーチングを

「部下を上司の思い通りに動かす技術」

「部下に良いアドバイスをするツール」

などと誤解していることが多かったように思います。

 

私たちコーチは、コーチングについて、他の人も自分たちと同じ認識を持ってくれていると思いがちですが、実際はそうではありません。

世間一般的には「コーチングって何ですか?」という人のほうが、まだまだ多いですし、コーチングについて聞いたことがあるという人でも、誤解していたり、別の似たようなコミュニケーション技法と混同していることはよくあります。

 

では、『コーチングなんて、役に立たないよ』と面と向かって言われた場合、どう対応したらいいでしょうか?

 

私の場合、

「あら、そう思ってらっしゃるんですね」

と、まず相手の考えを受け止めます(受け入れてはいない(笑))

(時間がないとき、あまり話したくないと思ったときは、 ここで終わる。)

 

その上で、話をする時間がお互いにありそうで、話してもいいかなと思ったときは、

「ちなみに◯◯さんは、コーチングをどんなものだと思っていますか?」

と、コーチングをどう捉えているのかを聞きます。

 

そして、

「なるほど、そんなイメージをお持ちなんですね。」

と、相手が思うコーチングについて受け止めた上で、コーチングの専門家というスタンスから、

「実は、そんなふうに誤解されることもあるのですが、コーチングって本当は・・・」

と、「コーチングとは?」を、丁寧にお伝えするようにしています。

このとき、説得しようとは思わず、「コーチングについて、別の捉え方もあるんですよ。」というぐらいの軽い気持ちで伝えるほうが、結果として伝わることが多かったですね。

 

コーチとして活動していると、必ずといっていいほど、「コーチングに対する悪い評判」を耳にするでしょう。

そんなとき、ムキになって言い返さず(笑)、相手の言葉をしっかり受け止めた上で、自分なりの”コーチング”をお伝えくださいね。