コーチはクライアントの100%味方になることと教えられましたが、クライアントに対してそうなれないときがあります。

どうしたらそうなれるでしょうか?

 

 

赤木の答え

コーチである前に私たちも人間なので、どうしても味方になれないと思ってしまうことはあってもおかしくありません。

どうしても味方になれないと思ってしまうときというのは、クライアントが大切にする価値観とあなたが大切にしている価値観とが相容れない。そう感じてしまうときではないでしょうか?

しかし、価値観は大切にしている考えであって、クライアントそのものではありません。

ですので、まずはクライアントの価値観とクライアントそのものは違うということを知った上で、自分とは異なる価値観を頭から拒絶するのではなく、理解してみようと努めてみることは大事だと思います。

「なぜ、この人はこういう価値観を持つに至ったんだろう?」「どんな体験、経験から、この価値観を大事にすることになったんっだろう?」

そんな問いを持ちつつ、相手の話を聴いていくときに、「あぁ、そうだったのか!」と相手を理解できたと感じられる瞬間が生じたとしたら、そのときはクライアントに対して自然と味方になれているでしょう。

もちろん、どうしても相手の価値観を受け入れがたいと思ってしまうこともあるでしょう。そう思う気持ちは大切にしてほしいと思います。コーチだから相手の価値観を受け入れなければならないと思って、自分の価値観を押し殺そうとしても、いずれ無理が生じて爆発してしまうことになりかねません。

なので、どうしても無理だと思ったら、契約しない、もしくは、コーチングを続けられないと伝えて、コーチングの関係を終了するというほうが、お互いにとって誠実だと言えるでしょう。