どんな人をクライアントにしたいのか?

 

自分がどんな人をコーチングしたいのか?

コーチとして活動を始める前に、思い巡らせることの一つでしょう。

このテーマを考える上で役に立つ3つの切り口を、今回はご紹介していきます。

 

自分はどんな人をクライアントにしたいのか? -3つの切り口で考える

 

1.これまでの経験を活かせる人たち

これは最も王道ともいえます。

例えば、教師をしていた人なら教育現場で働いている人に対してコーチングをするとか、経営の経験があるなら、経営者に対するエグゼクティブ・コーチングを提供するということになります。

知識だけでなく、自分の生の経験を元にアドバイスもできますし(クライアントから求められればですが)、業界特有の話も通じ合えるでしょう。

メンター的に関わってほしいと願うクライアントにとっては、うってつけのコーチとなります。

 

2.自分が興味あるテーマ

1のように、これまでの経験を活かせる分野のコーチングを提供したいと考える人は多いでしょう。

しかし、未経験の分野だけれども、非常に興味があり情熱がもてるテーマがある。そんな人はいませんか?

例えば、子供を育てた経験はないけれど、子育ての分野に興味関心が高い場合などです。

確かに経験がある分野の方が自信が持てるでしょうし、周りからも薦められるかもしれません。

しかし、充分に分かっていても、かつて携わっていた分野への情熱が既に失っていることもあります。

コーチはコーチングプロセスのプロであり、その分野に経験がないからできないわけではもちろんありません。

経験があるから・・・と興味が持てない分野のコーチングをするよりは、未経験もしくは経験は浅いけれど、自分が心から熱心に取り組める分野のコーチングにあえて挑戦する。

情熱を持ち、その分野のコーチングを続けていくに従って、経験も積み上がっていくでしょう。

 

3.価値観があう人

逆に言うと、お互いの価値観が合わない人とセッションをすると、どうなると思いますか?

本来、価値観に良い・悪いはありません。

そう頭では分かっていても、コーチも人間です。自分の価値観の方へと導く作用が起こります。

クライアントも同じく自分の価値観は大事でなので、そこで起こるのが、価値観の引っ張り合いです。

私もまだコーチを始めて間もない頃に、価値観が合わないかもしれないと不安に思ったクライアントに、コーチングを依頼された経験があります。

せっかくコーチングを受けたいと言ってくれたのだし、断るのも申し訳ないからと、その時は引き受けたのですが、価値観という土台がズレたままでセッションを進めていくことになったので、会話が噛み合わず、関係がギクシャクし、結果として1ヶ月で契約が打ち切られてしまいました。

価値観というものを甘くみたことによる結果で、私の責任です。

そういう経験もあって、コーチングの依頼を受けるときは「相手の価値観」をよく吟味するようになりました。

 

以上、どんな人をコーチングしたいのかについて、私なりの切り口をのべてみました。

参考になれば幸いです。

 

他にも切り口は考えられます。

あなたが得たい報酬から、もしくはあなた自身のライフスタイルから、それに合うクライアントを考えてみるなどです。

ぜひご自身に合った切り口で考えてみてください