【SOMA7】コラボレーション型アプローチ

このコラムでは、6つのオフラインマーケティングアプローチ(SOMA)について解説します。

1)トップセールス型

2)講師型

3)コミュニティ型

4)コラボレーション型

5)キーパーソン型

6)ギルド型

 

第7回目は、4)コラボレーション型アプローチです。

 

コラボレーション型アプローチとは、文字通り、誰かと一緒に行う活動を通じて、クライアント候補と出会っていく、というものです。

実際に私自身の実例を通してお伝えすると、

  • セミナー講師と組んで、夢を実現するための5か月間の連続講座を開催。
    セミナー講師は、月一回のセミナーを担当。私は受講生一人に対し、コーチングセッションを月2回、合計10回実施。
    受講生が6名だったので、のべ60回のコーチングセッションを提供することができた。
  • 全国で講演活動をしている講師と組み、「講演会+コーチング」というプログラムを実施。
    講師がコーチングの講演をしたあと、コーチングに興味を持った8人の方に対して、3カ月から2年9カ月に渡って、のべ194回コーチングセッションを提供した。
  • 複数のコーチと一緒に、プロコーチを目指すためのスクールを運営する。
    8か月間のカリキュラムの中に、受講生一人に対して16回のコーチングセッションが含まれる。そのうち、担当した2人に対して、計32回のセッションを提供した。
  • 経営コンサルタントと一緒に実施した企業研修で、6人の営業マンに対して、月1回のコーチングセッションを半年間提供。のべで36回のセッションを実施した。

 

このように、異業種の専門家やコーチ仲間とコラボレーションし、セミナーや講座にコーチングセッションを組み合わせることで、セミナーや講座を単体で実施する以上の価値を、受講生に提供することができます。

セミナーや講座を実施する講師にとっても、講師一人では提供できない価値を受講生にもたらすことができるので、三方良し(受講生良し、講師良し、コーチ良し)の関係を作ることができます。

 

コーチにとってのコラボレーションのメリットは、一度にまとまった人数をクライアントに持てるので、クライアントを一人ずつ見つけて契約していく時間と労力が掛からなくて済むことです。

デメリットは、複数のクライアントをセッションする時間を予め確保しておく必要があるので、タイムマネジメントが難しくなることでしょうか。

あと、企業研修などは、予算が決まっていることも多いので、クライアント一人当たりのセッション代が、定価より安くなる場合もあります。

 

良いことのほうが多いように見えるコラボレーション型ですが、やはり注意点があります。

一つ目は、コラボレーションする相手が、あなたのコーチングに何を期待しているのかを把握しておくことです。

特に企業研修と組み合わせてコーチングセッションを受講生に提供する場合は、あなたが普段提供しているセッションとは異なるものを求められるかもしれません。(普段はライフコーチングをしているが、企業研修と組み合わせたコーチングでは、営業マンの売上アップのコーチングを求められる、など)

注意点の二つ目は、コラボレーションする相手に集客を依存しないということです。

自分一人ではクライアントを集められないから、誰かと一緒に組んだら他の人が集めてくれるだろうという期待感からコラボレーションしてもうまくいきません。

言うまでもなく、コラボレーションする相手は、あなたにクライアントを紹介することを目的に、セミナーや研修を実施するわけではないからです。

あくまでも目的は、コラボレーションによってお互いの強みを活かし、自分一人では提供できない価値を受講生や参加者に届けるということです。

目的を共有できる方とコラボレーションすることができれば、自分一人では届けることができなかった人たちにコーチングを提供することができるでしょう。

 

次回は、5:キーパーソン型についてお伝えします。