【コラム56】効果的な質問って何だろう?
効果的な質問というのがあって、それを覚えたら効果的なコーチングができる。
コーチングを習い始めた頃は、そう思っていました。
色んな本に、「これが効果的な質問だ!」というのが書かれてあり、それらを全部覚えないと良いコーチングができない。
そんな強迫観念に駆られたこともあります。
ある時、
「そもそも、効果的な質問って何だろう?」
「効果的かそうでないかの違いは、どこにあるんだろう?」
更には、
「質問だけで人は変わるのか?」
そんな疑問がふと湧きました。
コーチのした質問がキッカケで、クライアントが変化したとき、その質問は効果的だったということになる。
けれども、その質問だけがクライアントに変化をもたらしたのかというと、それだけではないだろう。
質問が効果的なものになるかどうかは、別の要因が関係しているとしたら、それは何だろう?
どこまでも探究に終わりはないですね。