【Q&A.14】クライアントが焦っているとき、どうセッションを始めたらいいですか?

クライアントが焦っているとき、どうセッションを始めたらいいですか?

クライアントがセッションを受けるときにすごく焦っているときがあります。そのままコーチングしてもうまくいかないように思うのですが、そんなときはどう関わったらいいでしょうか?

 

赤木の答え

「~しないといけないのに、まだできていない・・・」

このようにクライアントさんが焦っているのが伝わってくるときは、いきなりコーチングセッションには入らず、まずは深呼吸してもらって、気持ちが落ち着くまで待ちます。

 

 

そして、少し落ち着いてから、どんな考えが焦りを生み出しているのかを聴いていきます。
焦りが生まれるときは、ほぼ間違いなく「~しなければいけない」という強迫観念的なビリーフ(思い込み、囚われ)があります。

なので、「焦る気持ちが湧いてくるとき、アタマの中にどんな考えが浮かびますか?」と聴いて、ビリーフに気づくように促します。

ビリーフに気づくと、それだけでビリーフは緩みます。

そして、「その考えがなかったとしたら、どうですか? どんな気持ちですか?」と尋ねると、徐々にクライアントさんは焦っている状態から抜けだしていきます。

そうなってからもう一度、現在地やゴールを聴いていきます。

 

湖面が強い風で波立っていると湖の奥に何があるか見えませんが、風が止んで波が収まると湖の奥深くにあるものが見えてきます。

GROWモデルなど、行動レベルのコーチングが機能するのは、焦りや不安、恐れといった感情が波立っていないときなので、まずは感情的に落ち着いた状態に戻ってもらうことを意識してみてください。