
【コラム68】喜んでもらうことは目的でなく結果
『クライアントに喜んでもらいたい』
そんな思いが出てきたら、自分自身にこう問いかけて下さい。
「なぜ、喜んでもらいたいと思っているのだろう?」と。
純粋にクライアントの幸せを願う気持ちなのか?
それとも、コーチが安心するためなのか?
結果として、クライアントが喜んで下さることは多々あるでしょう。
でもそれは、純粋にクライアントを見て関わった結果であって、それを目的にはしていなかったはず。
純粋に、あるがままのクライアントを見て、そのとき、感じたことを問いかけ、フィードバックする。
コーチは媒介者。触媒となってクライアントの変化を促す者。
そのとき、クライアントの中に必要なことが起きてきますよ。