【コーチ21】コーチングで起こりうること その1 -抵抗・葛藤が起きる
コーチングを受ける中で、クライアントは様々な心の動きを体験します。
その中には、全く予想すらしなかったことも含まれます。
コーチングを受けるなかで、クライアントが体験するであろうことを、これから4回に分けてお伝えしていきます。
抵抗・葛藤が起きる
クライアントが目標に向かって、一歩先に進もうとするとき、
例えば
- 自分の夢やビジョンに向かって進もうとするとき
- 何か新しいことを始めようとするとき
- 苦手だなと思うことに取り組むとき
そんなとき、何の躊躇もなく前に進める方ばかりではありません。むしろ、そういう方は少数でしょう。
なぜなら、以下のような現状維持を求める声が、クライアントの頭の中を支配しようとするからです。
- ここまでやらなくてもいいんじゃない
- なんでこんなことしなくてはいけないんだろう
- 前と同じでもいいじゃない
- そこまでして変わらなくてもいいんじゃない
- 無理しなくてもいいよね
- 今のままでいいんだよ、別に問題なんてないし
では、抵抗や葛藤は、どのようなときに起こるのでしょうか?
それは、
「この目標を達成したい!」「こんな自分になりたい!」「新しくこれを始めよう!」
という願いと、現状維持を求める声がぶつかったときに起こります。
逆に言うと、抵抗や葛藤とは、現状維持ではなく、未知なる世界に勇気を持って飛び込もうとするときに表れる、心の動きなのです。
なので、抵抗や葛藤の気持ちが出てきたら、まずは、それを否定しないで下さい。
むしろ「今、自分は新しいことにチャレンジしようとしているんだ!」と、自分に誇りを持って、一歩ずつ前に進んでください。