
【コーチ13】効果的なコーチングの受け方 その4~7
コーチングで成果を上げるためには、コーチの力量だけでなく、クライアント側もコミットメント(本気の決意)などが求められます。
そこで、前回、効果的なコーチングの受け方 7つのポイントのうち、その1から3をお伝えしました。
- まずは自分で考える
- あなた自身がどうしたいのか、どうなりたいのかに焦点を当てて話す
- できるだけリラックスして、感じるままを言葉にすること
コーチングで価値がある成果を得るためには、クライアントとして、どのようにコーチングを受ければいいか
コーチ業を10年以上続ける中で見つけたポイントを、7つに絞りました。
今回は、その4から7をお伝えします。
※どうすれば、効果的にコーチングを受けることが出来るのかについては、コーチによって考えは違います。あくまでも「赤木広紀が考える、効果的なコーチングの受け方」であることをご了承ください。
効果的なコーチングの受け方 その4~7
4.コーチングセッション前に準備をすること
- どんなテーマを明らかにしたいのか
- 何について話してみたいのか
コーチングセッションの前に、事前に準備しておくことにより、今の自分にとってより大事なことに集中して、コーチングに臨めます。
5.コーチングセッション中はメモを取ること
コーチングの中で、多くの気づきやアイデアの触発、そして意思決定があなた自身に起こります。
この貴重なあなたの答えを後に行動に移すためにも、忘れないうちにメモを取るようにしてください。
そのためにも、コーチング専用ノートを1冊用意されることをおすすめします。
6.コーチングセッション後に整理すること
4では、コーチングセッション前に準備をすること を挙げましたが、コーチング後に整理することも大事です。
セッションの中でメモに書き取った、多くの気づきやアイデアの触発、そして意思決定も、そのままにしていては何も変化は起こりません。
この貴重なあなたの答えを行動に移すためにも、セッション中に取ったメモを見直してみてください。
次のコーチングまでに何をするのか、いつそれをするのかをスケジューリングする時間を、コーチング後に10分ほど確保されることをおすすめします。
7.コーチにリクエストやフィードバックをすること
コーチングを受け続けていくと、だんだん「自分の答えが出やすい質問」や「コーチにどう関わってほしいか」が分かってきます。
もっとこうしてほしい・・・とリクエストが出てきたら、素直にコーチに申し出て下さい。
お一人お一人によって、よりコーチングで効果が出る方法が変わります。
直感的なコーチングだとアイデアが出やすい人もいれば、多方向からの質問をどんどん出してくれた方が、答えが出やすい方。
沈黙の時間の中で、静かに答えが浮かび上がってくるのを待ちたい方もおられます。
また、感じたことを忌憚なくフィードバックされたい方もいれば、フィードバックは柔らかい表現の方がいい方もおられます。
もちろん、コーチ側もクライアントの人となりをみて、関わり方を柔軟に変えてはいくでしょうが、クライアント自身も積極的に要望をお伝えしてみて下さい。
以上、2回に分けて、赤木広紀が考える「効果的なコーチングの受け方」を7つ、お伝えしました。
- まずは自分で考える
- あなた自身がどうしたいのか、どうなりたいのかに焦点を当てて話す
- できるだけリラックスして、感じるままを言葉にすること
- コーチングセッション前に準備をすること
- コーチングセッション中はメモを取ること
- コーチングセッション後に整理すること
- コーチングの進め方について、コーチにリクエストやフィードバックをすること
コーチングは、コーチとクライアントによってそれぞれのスタイルがあります。
これでなければいけないというものは何一つありません。お互いに話し合って、より良いパートナーシップを築き上げてください。