西国三十三箇所 巡礼のたび

数年かけて、西国三十三箇所めぐりを行っています。

西国三十三箇所めぐりとは、日本の仏教信仰において、西国にある三十三箇所の寺院を巡礼することを指します。四国のお遍路さんのようなものですね。

この三十三箇所の寺院は、関西の広域に点在します。

一挙に三十三箇所を廻ろうとすると、最低でも2~3日はかかるでしょう。
一箇所ずつ、数ヶ月から数年かけてゆっくりと巡礼する人が多いと聞きます。

数年前から巡礼を始めた私ですが、現在は半分くらいの寺院を参拝しました。
御朱印帳に、各寺院の御朱印が埋まっていくのが密やかな喜びです。

さて、西国三十三箇所めぐり私のように車を運転しない人にとっては、どうしても行きにくい寺院があります。
たとえば、和歌山の青岸渡寺へは、大阪や京都からだと特急で3時間はかかります。
他の寺院にも、最寄り駅から50分くらい歩く必要がある、行き先のバスが1時間に1本くらいしかない、そんな場所があるのです。

私みたいな「交通弱者」にとって心強いのは、旅行代理店が開催しているバスツアー。
西国三十三箇所めぐりの日帰りツアーを申し込み、バスで行きます。

お金はかかりますが、確実にその寺院に連れて行ってくれるので非常に助かります。
私は一人で参加するので、おひとりさまツアーがあれば、迷わずその回に参加です!!
隣の座席も使うことが出来るので、バス内で広々とくつろげます。

普段、忙しい日々を過ごしているからこそ、寺院に行くと慌ただしい心が少しずつ鎮まっていきます。どこか異世界にトリップしたかのよう。
普段はサウナで身体をととのえてますが、静寂は心を整えてくれますね。

御朱印を集めるのはもちろんですが、寺院巡りを通して、こうした時間を浸るのも、私にとって西国三十三箇所めぐりの、大事な目的ですね。