「ちょっと、ちょっと、なんでこんなところで泣くんだよ~」
帰宅するサラリーマンでごった返す夕方の電車。
ビジネスバッグを手にしたスーツ姿の若い男性がつり革を持ちながら、隣にいる白いブラウスを着た女性に話をしている。
襟につけている社章が同じなので、会社の先輩と後輩だろうか。
「やらなくちゃって分かってるんだけど、どうも、やる気が起きないな~」 仕事でも勉強でも、そんな気持ちになるときってありませんか?
「映画を創るときって、バラバラに撮影して、最後に編集でつなぎ合わせるんだよね。」 20年に渡って、300人を超えるクライアントさんに、目標達成や課題解決のサポートを1対1の面談(セッション)で提供してきました。 ですが、コーチの仕事はセッションだけではありません。
最近でこそ少なくなりましたが、異業種交流会などで初めての出会った人からよく聞かれていた質問の一つが、「コーチって何をするんですか?」です。
「どうしたんだい、赤木君。あんな仕事をするなんて……」 新卒で入った会社で半年余りたったころのこと。 少し仕事にも慣れて、良い意味で要領もつかめてきた。 だが、悪い意味でも要領よく仕事をこなすようになっていた。 ある日、仕事でミスをした。
「日記を10年続けることができた人間は何かを成し遂げた人である」
これは、平民宰相と呼ばれた原敬(はらたかし)首相の言葉。
日記を書き始めたのは、この言葉に感銘を受けたのがキッカケでした。
「どうしたら先延ばしのクセが治りますか?」 クライアントさんからよく相談されるテーマの一つが、この「先延ばし」をなんとか止めたい、というものです。