部屋を片付けると人生が変わる

確かこんまりさんが言ってたと思うのですが・・・。

そのとーり!

しみ入るように、頷いています。

先日、大規模な部屋の片付けを敢行しました。

いつもより腕をまくり、捨てる/捨てないの取捨選択に励んだのです。

「モノを捨てるのは得意」と常々、豪語してましたが。

はい、前言撤回です。

それほど、色々なものを溜め込んでました。

「おぉ。長年使っていないのに、惰性で置いていたものがいかに多いか」

風景と化したものを、エイっと取り出します。

一つ一つのモノとじっくり向き合い、心静かに問いかけるのです。

「あぁ、これを捨ててしまっていいのだろうか。

 あとで後悔しないだろうか。」

こころは別れへと傾いているのに

あることすら普段は意識してないクセに、胸がチクリと刺さります。

部屋は自分のココロを映し出す、そう言われますが。

そのとーり、だと認めざるえません。

 

なんの疑問の余地もはさまずに、当たり前という風景になじんでしまった・・・

そんな価値観、あるいは考えや概念があります。

それは、静物画にある果物とも言えるでしょうか。

あらためて、問うてみます。

「本当にそうなの?」

「今の自分にとって 役にたっているの?」

「昔から、何となくそうだと思いこんでいるだけでじゃないの?」

手のひらに載せた 古ぼけた価値観。

その重さや温度を確かめてみる。

いつか 誰かから受け取ったもの

こんどは、自分で選択するときがきました。

未来に、その価値観を持っていくのか

ともに生きるのか

それとも今、手放すのか・・・

全ては、手のひらの中にあるのです。

 

自分のこれからに大事なものを残していく

モノの片付けも、ココロのも根底はつながっていると思います。

価値観が、私の生き方を方向づけるのではなく

生き方の方向によって、価値観を選び取っていくこと

それが人生の風景を、変えていくのではないでしょうか