書くことはやはり辞められない

個人のブログ歴を立ち上げて、かれこれ10年以上。
定期的に更新したり、休んだりを繰り返しながらも、ゆるりと続けてきました。

しかし、何のために書くのか。
単に続けてきたから、続けていくだけなのか。

コロナ渦の最中、もう一度自分に問い直そうと、一旦、ブログを閉じました。

書くことから遠ざかってみた日々。
日々はこまごまと忙しく、特に寂しさがあった訳ではないのですが・・・やはり何かが失われていく、そんな気がしました。

自分のなかで日々こみ上げてくる思いや、ごく小さな心情の変化。
水に浮かぶアワのよう、またたく間に消えていきます。

うつりゆく心情をすくいあげ、ことばにしていくことで
「それは何だったのか」
自分にとっての意味が明確になっていきます。

人生の滋養として、自分のなかに溶け込んでいくー
ただソレなら、個人の日記で書き連ねてもいいのではないか。
そう思われるかもしれません。

ごくごく普通の人間である 私の微妙なこころのうごめき。
同じような、うごめきを持つ人がいたとしたら・・・
たった一人であっても、ことばを待つ人がいるかもしれません。

自分が考えたことは 自分ひとりが考え出したものではない
そんな思いが根底にあるので、世の中の片隅に還元したいのです。

そこで、このたび「AS MAGAZINE」と名称を変え、再出発することにしました。
(一応、自分のなかではブログではなくマガジンですが、読む人には関係ないですね)

ひととおり書き終え、公開ボタンを押す瞬間はいつもドキドキします。
しかし、人知れず公開しただけだと、誰も読んでくれません。
SNSでお知らせするをするのですが、何年経っても、気恥ずかしさを感じます。
そのあたりが、気負わずサクッとできる性格だといいんですけどね。