大断捨離をした理由

我が家はヤドカリ族で、これまでに4回引っ越ししています。
つい半年前、8年ぶりに自宅を移り変わりました。

「8年前の引っ越しとは違う・・・」
以前よりはるかに疲れてしまいました。

如何ともし難いですね・・・体力の衰えは。

8年前の引っ越しだって、体力的にはしんどかったです。しかし、疲れ度合いがぜんぜん違うといいましょうか・・・
もう一つ、荷物の多さにも辟易としました。
長い期間にわたり住んでいたこと、その間に子どもが大きくなったこともその要因でしょう。

この先、こんな多くのものを抱えるのはムリだ!
モノを持つということは、それらをお世話することとセットです。
置く場所を考えたり、掃除したり、壊れそうになったら補修したり・・・と。
結局、メンテナンスに手間取るんですよね。

モノを持つ量は、自分の目が行き届く範囲内におさめたい。
ちょうどコロナによる巣ごもり時期と重なったので、決意しました。
人生最大の大断捨離を決行することに!

  • 本当に自分に必要かどうか
  • この先も愛情を持って接することができるのか(別の言葉で言うと”ときめき”)

そこを見極めていきます。
まずは服。これまでも服の断捨離は定期的に行ってきましたが、残す基準が甘めでした。私はそもそも服が少ない方なので、捨ててしまってから後悔しないだろうか・・そう不安になるのです。

特にワンピースなどの外出着の場合、着る機会は少ないけれど、たまにソレを着ていくべき機会があるのですよね。もう数年袖を通していない服でさえ、なかなか手放せずにいました。

服以外にも、何だかんだの理由で、使わないのに捨てられないものが幾つかありました。いざという時のためとか、高価だったから・・といったところでしょうか。逆をいえば、それしか持ち続ける理由がないまま、奥にしまいこんでいたのです。
長年ソコにあるのが当たり前、いや風景化してしまって、整理するかどうかの発想すら湧いてこなかったモノすらありました。

今回はものと真剣に向き合い、時に痛みも伴うなかで、数多くと決別したのです。

思い出の品にも容赦ありません。
子供が学校で描いた絵画やつくった工作は写真に収め、デジタルフォトブックに収めました。ついでに、自分の古い写真もスキャンして、フォトブックに。
現物の方は処分しました。フォトブックにした方が、かえって手に取りますね。

モノが適当に散らかっている方がいいと言う人もいます。
だから片付けが絶対!とは言えませんが、私にとっては、少ないモノとシンプルに暮らす方が落ち着くのです。掃除もラクですし。

引っ越しを機に、断捨離を決行しました。自分にとっての少数精鋭のものたちと、自宅を快適にすごしていきたいです。