ラジオと朗読の違い

最近、Voicyという音声プラットフォームをよく聴いています。

きっかけは、時折ブログを読んでいたちきりんさんが、Voicyでも発信しはじめたからです。

若かりし頃は「オールナイトニッポン」なんぞを聴いてましたが、長い間、ポッドキャストも含めてラジオ的なものと触れ合うことはありませんでした。

とにもかくにも、Voicyアプリをダウンロードして、聞き始めてみました。
音だけで情報に触れる、これって意外と生活になじみます!!

聴き流しができるのが、とても便利ですね。
私はごはんの支度、洗濯物を干しながらといったすきま時間にVoicyをはさんでいます。

昔、アマゾンのAudibleを試したことがあります。
Audibleは、書店で並ぶ書籍をプロのアナウンサー(のはず)が朗読し、それが聴けるサービスです。勝間和代さんの著書などを聴いたことがあります。

Voicyやポッドキャストといったインターネットラジオと似ているのですが、書籍の朗読は、どうも違和感が残るのです。

書籍を通して読者に語りかける言葉には、「文字」として読まれることを前提としています。
そこをあえて音声にのせると、微細な違和感が残ります。

人々に直接語りかけるラジオは、「言葉」として耳にすっと入ってきます。

それに書籍は、何ヶ月も前に書き上げたものなので、情報の鮮度はやはり落ちてしまうんですね。

ラジオは、今日水揚げした魚のごとく、旬のトピックスをその場で伝えてくれます。
あの生々しさがいいんです。

ということで、私はAudibleよりラジオ(Voicyやポッドキャストなど)派ですが。
知人は断然Audibleがいいと言い張っていたので、好みによるのでしょうね。

目が忙しいけど、耳は空きがちな現代。
古くて新しいメディアであるラジオは、ちょうど良い隙間にジャストフィットするのでしょう。