【中学受験】志望校は○○で決める! その1

娘は中学受験をしたかった訳ではありません。
行きたい学校に通うために、中学受験をすることにしたのです。

最初から志望校は決まっていたので、合格に向けての邁進するのみでした。

受験勉強を始めた当初は、受験するのは志望校のみ、ご縁が無ければ地元中学に行くスタンスでいましたが。

周りの子たちが普通に遊んでいるのを横目に、頭に汗をかきながら机に向かい続けている
そんな姿をみていると、気持ちが揺らぎが出てきました。

1校受験してハイ終わり、背水の陣で挑ませていいのだろうか・・・

地元中学に行くこと自体は嫌ではないけど、できれば、同じように頑張ってきた子たちがいるところがいい

そんな娘の意思も確認したうえで、併願校選びを本格的に進めたのです。

首都圏ほどではないですが、関西圏もそれなりに学校があります。

娘を連れて、いくつか学校見学にも行きました。

仏教系、キリスト教系、勉強熱心系、文武両道系・・・私学によってさまざまな特色があり、どこも魅力的に見えました。

子供に合う校風かどうか、これは非常に重要ですね。
ただ、校風さえ良ければ、それで良し!とGOサインを出す訳にはいかないのです。

我が家も併願校選びには、本当に苦労しました。

その理由は3つありますが、まずは2つを紹介します。

「偏差値と入試日程」

そう、偏差値です。
6年夏頃になると、ほぼ持ち偏差値が定まってきます。
おおよそどの偏差値帯の学校が、合格の可能性が高いのかが検討がつきます。

もちろん、限界ギリギリまで挑むチャレンジ校を受験することも、堅牢な安全校を受験するのもアリとは思います。偏差値度外視で、この学校が良い!という気持ちも大事ですから。

娘の性格を考えた上での、偏差値帯を決めました。
どれだけ校風が気に入っても持ち偏差値より10以上も上であるなら、候補からは外します。同様に、持ち偏差値より10以上下の学校も。

まず入学してからのことを考えると、奇跡的な合格は避けたいところです。背伸びしすぎてついていけなくなると、入学後が大変で、深海魚になりかねません。
じゃあ、偏差値的にかなり余裕があれば、学力面ではラクかもしれませんが・・・
同じくらいの学力の子が多い、もしくは少し上の子もいる環境の方が、引き続き勉強を頑張れるという本人も希望もありました。

やはり適正な偏差値帯というと、我が家では「上は持ち偏差値より5まで、下は持ち偏差値より10まで」とし、その範囲内で受験できる学校を探しました。(どの偏差値帯まで許容範囲にするかは、ご家庭によります)

偏差値を基準に、受験する学校の目安が決まった! ではっ!と言いたいところですが、そうは問屋がおろしません。

まだまだ、関門があります。

入試日がいつなのか

第一志望校は決まっているので、その入試日時とバッティングする学校は受験できません。

そこを外して、併願校をきめていきます。
私立は大抵、入試日が複数ありますが、併願校どうしで日程が重なることも多く、調整がうまくいきません。

志望順位が高い学校は、できれば最初の方の日程で受験したいものです。(後の日程になるほど、難易度が上がります)

もともと、併願校の筆頭候補にあげていた学校もあったのですが、この辺りの調整がつかなくて、泣く泣く断念したこともありました。

併願校候補をみつけてリサーチしては断念し、それを繰り返した末、最終的に全ての受験校を決めたのは、12月に入ってからでした。

上記に挙げた以外でも、ココだけは外せない条件があったからです。しかも、絶対に譲れないレベルの。

それは・・・次回お伝えします。