エグゼクティブコーチング
Executive coaching経営者・経営幹部が悩むポイントとは
「部下、チームメンバーの一人一人との人間的な関わりをいかに作り、継続していくか?」
経営者にとって、自分のアイデアを活かす裁量が大きくなること、
そして、そのアイデアがうまくいって、事業を拡大していくことは何よりの喜びです。
しかし、事業を拡大していこうとすればするほど出てくる悩みが、拡大する組織のマネジメントです。
別の言い方をすると、増えていくメンバーとどのように関わっていけばよいのかという課題を抱えている方が多くいらっしゃいます。
よき経営者であろうと、部下との人間的な関わりを大事にすればするほど、自分が疲弊してしまい、悩みは深くなります。
疲弊してしまった結果、部下の問題やアラばかりが逆に目につくようになってしまいイライラが増える。

よき経営者であろうとすればするほど、そうなれない自分に自己嫌悪してしまう。
しかし、経営者という立場にある以上、軽々しく愚痴を言うわけにもいかない....
このように真面目で誠実でよき経営者であろうという理想を持った人ほど、自分は人の上に立つ器ではないと思い込んでしまう傾向があります。
そのような理想を持った経営者を支えるのがエグゼクティブコーチです。
エグゼクティブコーチングとは、「マネジメントはこうするべきだ」という正しい答えをコーチから教えられるものだと誤解される場合があります。なので、エグゼクティブコーチングと聞いて、身構えたり、プレッシャーをかけられたりするものだと思う方も稀にいますが、決してそのようなものではありません。

エグゼクティブコーチングで大切にしていることは、「承認」です。
「承認」とは、クライアントである経営者自身の絶対的な味方になることです。
もちろん、経営者を「承認」することは、経営者の言うことを何でも聞くイエスマンになることではありません。
本当に相手のことを思うなら、時には相手にとって耳の痛いこと、嫌われるようなことを言う必要があることは、部下を持つ立場の方なら、よくおわかりでしょう。
ここで言う「承認」とは、あなたの存在そのものを認め、ねぎらうこと。
肩書や地位、名誉、お金、能力といったものがあるから認めるのではなく、ただあなたという存在をあるがまま認め、ねぎらう。何かを持っているからでもなく、何かができるからでもなく、ただあなたという存在をあるがまま認め、ねぎらう。
このとき、人は思っても見なかった力が自分の内側から湧いてくるのを実感するでしょう。
心ある経営者であるほど、部下を細やかに承認することにエネルギーを注ぐ一方で、自分を承認することはなかなかできない。そんな方が大勢いらっしゃいます。
自分のことについては欠点ばかりが目についてしまい、承認に値しないと考えてしまいます。
それでは疲弊してしまうのも無理ありません。
とりわけ、エグゼクティブと呼ばれるような方は、高い自己研鑽意欲によって、自分の欠けているところを埋める努力を続けて成果を出してきた方々なので、自己を承認するというと、自己満足に陥って停滞してしまうのでは、という恐れを感じて、ためらいがちです。

また、トップという立場であるだけに、他者からねぎらってもらうことも少ない立場にありますが、他者からの承認を欲するような心はみっともないと考えてしまって、より一層自分を追い詰めてしまう方も少なくありません。
部下に弱音を吐けない、リーダーたるもの、ネガティブなことを口にしてはいけない、といった強いリーダー像に縛られての孤独感というのは、責任ある立場の人が共通して抱えている課題です。
しかし、そういう状況下でも、健全に自己を承認する心の習慣を養っていけば、心の状態を整えていくことができます。
それは、部下に対しても、むしろ恐れずに自分を開示する余裕を持たせ、自分一人が何とかする状況から、チーム全体で課題に取り組む状況を作っていくことにもつながります。
コーチングを取り入れることは、部下を安易に承認することにつながり、なれ合いを生むという抵抗感をもっているリーダーもいます。
「承認」というのは決して「甘やかす」という意味ではないのですが、そのようなイメージを持たれている方は少なくありません。
しかし、リーダーとしての役割のためにと思って、「厳しさを演出」し続けることは、本人にとっても大きな負担となります。
それが組織の成長につながるよりも、風通しの悪さを生んでしまいかねません。

立場上、不安や迷いも含めた正直な気持ちをオープンにして相談することが難しい経営者に、安心して話していただける場を提供することがコーチングの第1の目的です。
エグゼクティブコーチングでは、こうしたプロセスを通じて、経営者を支えていきます。
エグゼクティブコーチングを受けて頂いた方からのご感想です

エグゼクティブコーチングの流れ
申込フォームから、必要項目を入力ください。後ほど、事務局よりオリエンテーションについて、ご連絡いたします。
※オリエンテーションなど、セッションは全て、原則的にスカイプもしくはZoom(インターネット電話)で行います。関西地方の方で、対面をご希望される方はご相談ください。

オリエンテーション終了後、コーチ・クライアントの合意の元で 連続コースの契約へと進みます。契約資料を送付しますので、ご記入の上、ご返送下さい。

連続コースの入金確認後に、コーチングのゴールや進め方を協議する、導入セッションを行います。

導入セッション終了後、通常セッションが始まります。

最後に、終了セッションを行います。これまでの成長や変化を振り返った後、これからのビジョンや方向性を考えます。
エクゼクティブコーチングの詳細・お申込み
料金 | 55,000円(税込)/1回
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期間 |
受講期間の目安は、6ヶ月~1年です(月1~2回受講の場合)
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時間 |
最大2時間(120分)/1回 |
方法 |
セッションは原則としてスカイプ(インターネット電話)か電話で行います。 |
赤木とのコーチングが初めての方には、まずオリエンテーション(無料)を実施します。
その後、双方でコーチングセッションの合意が取れましたら正式に契約となります。
過去に、赤木のコーチングを受けて下さった方に対しては、オリエンテーション無しで、初回からセッションさせて頂きます。
その上で、エグゼクティブコーチングのお申し込みは、下記の申込ボタンよりお願いします。
また、エグゼクティブコーチングを1回単位で受けたいという方には、エグゼクティブコーチング 単発コースもご用意しております。
Mさん
私にとって、1ヶ月に1度のコーチングセッションは、自分を取り戻すための時間ですね。
普段の仕事にどっぷり漬かって忘れかけていたもの、大事なことを思い出すために必要な時間だと思います。
そのときに一緒に時系列で自分のことを理解してくれる人いるっていうのはありがたいです。自分一人では、この時間は取れませんから。
定期的にコーチングを受けることで、自己観察の時間がとれます。
経営は数字で理解するものですが、数字じゃない定性的なものに関しては、自己観察しながら棚卸しすることで、クリアになりますね。
自分の居場所であるとか、この考え方でいいんだとか、今はこういう状態なので、こうしていこうとか。自己観察が出来るかどうかは経営者にしても何にしても、非常に大事だと思います。