クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.10 ~ マーフィ重松ちなさん

中央大学哲学科卒業。出版社で編集に携わる。メキシコとサンフランシスコの日系新聞記者を経て、帰国後はフリーランスで雑誌の仕事をする。2002 年からサンフランシスコ近郊スタンフォード大学のあるパロアルトに在住。
スタンフォード大学で学生スタッフのスーパーバイザーとして学生寮の文化教育プログラムに携わる。スタンフォード大学東アジア研究センター、アップル、フェースブック、グーグルなどで日本語を教えるほか、同大学東アジア図書館日本語部でプロジェクトメンバーとしても関わる。
心理学や自己成長のクラスをいろいろ受講。スタンフォード大学のポジティブサイコロジーや、日本でベストセラーとなった「スタンフォードの自分を変える教室」の著者ケリー・マクゴニガルのクラスなど。
コーチングに出会い、「私がやりたかったのはこれだ!」と直感。幸福感の高い人が増えたら、世界はどんなにステキになるだろうとの思いから、アメリカ最大のパーソナルコーチング・スクール CTI (Coaches Training Institue)でコーチングを学ぶ。
精神世界の翻訳家、山川紘矢さん・亜希子さんのセミナー、金メダリスト・メンタルコーチの平本あきおさんのセミナーをアメリカで企画し、成功させる。
旅した国はアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、中米など 28 カ国。
瞑想を毎日の習慣に取り入れて直感力を磨いている。
日本とアメリカで子育てを経験。2 児の母親。北海道出身。

  • 好きな映画:Life is beautiful
  • 好きな本:「夜と霧」 by ヴィクトール・フランクル
  • 趣味:アマチュア・バンドで週末バイオリンを弾くこと。庭でオーガニック野菜を育てること。自然の中の散策。
ホームページ:マーフィ重松ちなのマインドフルネスコーチング

クライアントインタビュー

クライアント: マーフィ重松ちなさん

インタビューアー: 赤木広紀

正直な自分で話が出来そうだな、と思えたのです

早速ですが、僕からコーチングを受けようと思ったきっかけを教えてもらえますか?

CTI(コーチングスクール)の上級コースを受講する条件のなかで、CPCC(CTIの上級者資格)を持っているコーチをつけるというのがありますよね。それで、コーチを探し始めたわけですが、アッキー(赤木)さんも含めて、5人のコーチにお話を聞きました。 その中には、アメリカ人のコーチや、海外に住んでる日本人のコーチもいましたが。どのコーチも良い方ばかりで、結構、迷いましたよ。

分かります(笑)

コーチをつけようとしたのは初めてでしたし、自分にとってどの方がいいのかな、と決めるのも難しかったのですが、最終的にアッキーさんにお願いすることにしたのです。理由はいくつかあるのですが、大きな意味では直観で決めました。

直観ですか?

やっぱり信頼して話が出来そうだな、ということですね。飾ったりとか、コーチにうまいこと言わなきゃいけないとか、コーチをがっかりさせたらダメなんじゃないかとか・・・。そういう気持ちがなく、正直な自分で話が出来そうだな、と思えたのです。 それからアッキーさんのホームページで、コーチになりたい人を応援したいと書いてあったじゃないですか。私もコーチングを受けるときに何を求めていたかというと、プロコーチとしてやっていくためのテクニックやノウハウでは無かったのです。

では、何を求めていたのでしょうか?

テクニックよりもとにかく心構えだとか、コーチとしてやっていく上での本当の土台となる基本的なところですね。コーチとのセッションでしっかりとしたものに築きあげていきたいというのがありました。

アッキーさんのコーチングは、私に深く深く考えさせます

ありがとうございます。そんな思いで、選んでいただいたワケですが、実際に受けてみての印象や、受ける前とで変わったところとかありますか?

とにかくアッキーさんのコーチングは、私に考えさせますね。深く深く。教えるというのでは全然ないです。それはすごく良かったと思います。

どういうところが良かったですか?

コーチである自分がどういう人間で、どういうコーチングをしていきたいのか。どういう人を応援していきたいのか。それをすごく深く考えたし、それは私が望んでいたことでした。

改めて、どんな気づきや学びがありましたか?

すごく変わったと思います。自分をもっと大事にするようになりました。 以前は、人に振り回されるようなこともあったのですが。 そうではなく、自分がどう思うのか、それに従っていいんだと心から思えるようになったのです。 そういう意味ではブレなくなりました。 自分がコーチングに出会って、コーチとしてやっていきたいという強い思いをサポートしてもらえましたし。 自分でも、コーチとしてやっていく自信がつきました。 それは大きな変化でしたね。

ありがとうございます。他に、何か成果はありましたか?

自分のホームページも形にできました。 どんな風にしたいのか、何をポイントに書いていったらいいのか。セッションで話をしていくなかで、だんだんと自分らしいものが出来てきました。

ホームページもそうですし、実際にクライアントさんをもって、セッションもどんどんされてましたし。

はい、おかげさまで、コーチとしてセッションさせて頂く機会も増えました。

それ以外に日本で有名なコーチ、平本あきおさんをアメリカに招いて、セミナーを主催されましたね。

そうですね。あれも赤木さんに背中を押してもらえました。

完璧を目指さない。これが変わってきたことかもしれません

もともとアクティブさと、それこそ、内面の探求と。両方ともお持ちなんだなぁと。ちなさんをセッションさせていただいて、そう感じたのですが。

そうですか。私、前はもっと完璧を目指していたのです。これじゃぁまだダメだ、もっといいものをと自分を追い詰めて、どんどん遅れていって・・・結局、ものにならないということが多かったんです。それもアッキーさんとセッションしていくなかで、変わってきたことかもしれません。いま、出来るところから形にしていく。完璧を目指さないで。とにかく出す方が大事だと思って、ホームページを公開することが出来ました。

ホームページを単に作ったのではなく、ちなさんの完璧主義的なところを超えて、表現されてきたのですね。

そうですね。

個人的には僕もそっちの傾向(完璧主義)が強いので、お気持ちはひしひしと伝わってきます。

すごく勇気がいりましたが。 こんなんじゃぁダメかも、そう思ってしまう枠が外れたという感じでですね。 そのために、セッションというのが必要だったと思います。

ちなみにこれから、コーチとしてどういう方に関わっていきたいというのはありますか?

すごくいい人なのに、報われてない人。 世の中に図々しい人とか、自分のことばかり考えてる人もいますが、そういう人たちにやられている人。そういう人に負けているひと。 いい人で遠慮したり、思いやりがあるゆえに損してる人っていますよね?

ええ。

人生は決して損得では測れないのですが。 でも、すごくいい気質や能力を持っているのに、理不尽にやられている人っているのですね。 もったいないなぁーといつも思うのです。 だから、私が応援したいのですね。

なるほど。どういう風に応援出来ればと思いますか?

そうですね。イヤだったらイヤだと言える勇気を持っていただく。

自分を本当に大事にする、ということでしょうか。

そうですね。

そういう方々が自分を大事にするようになっていったなら、どんな社会に、どんな世界になっていくと思いますか?

やさしい社会ですね。もっと思いやりとかを出してもいいんだという。 アメリカのような激しい競争社会にいるので余計にかもしれませんが、強い人ばかりがいいのではないと思うのです。 本来は誰もが持っているやさしい気持ちや思いやり、それこそがいいんだと思ってもらいたいです。 あと、あまり自信をもてない人や自己肯定感の低い人も、私は応援したいんです。

例えば、どういう方なのでしょうか?

本当は出来るのに、自分なんてって・・・って思い込んでしまっている人ですね。

なるほど、傍からみてると「この人出来るのになぁ」と思う人はいますね。

それも、自分を大事にしてないなって。自分が持っている能力を活かしてもらいたいな、と思います。

それも自分を大切にするということにつながりますね。どんな人でももっと自分を大事にしていいんだよってことを伝えると同時に、そうなってほしいという思いが、ちなさんからヒシヒシと伝わってきます。

ありがとうございます。

将来的にはパワースポットでワークショップをしたいです

コーチング以外で、こういう活動をしていきたいというのはありますか?

平本さんをお招きしてセミナーをやってみて、色々な人から言われたのですね。 ありがとう。こんな機会を与えてくれて。すごく良かったですって。

すごく良い機会を提供できたのですね。

これからも私がいいなぁと思う人をお招きして、いいなぁと思うワークショップをやっていきたいなと思いましたね。 参加くださった方たちの人生がちょっとでも前向きになったり、もっと幸せになったりするきっかけになれば本当に嬉しいな、と思います。

ちなさんがアメリカにいるからこそ出来ることって、何かあると思います。

あぁ〜そうですね。先日、3日間で3000人以上参加したイベントに行ったのですが・・・。

どんな内容のイベントだったのですか?

マインドフルネス、瞑想、ヨガとかコーチングとか、そんな内容でした。 こういう分野はアメリカの方が進んでるな、と思ったんです。 海外、私の場合はアメリカですが、その分野の最先端の情報を日本に届けることが出来るかもしれません。 いま、アメリカではこんなことに関心が集まってますとか、この人の新しい講演でこんなこと言ってましたとかですね。

僕もその分野の海外の情報は知りたいのですが、言語の壁が立ちはだかります(笑)。 ちなさんの感性を通して、日本に住んでいる人との架け橋になっていただきたいです。

そうですね。カリフォルニアは色々な意味で進んでいる場所ですので。

そういえば、(カリフォルニア州の)パロアルトはFacebookがある場所でしたよね?

そうです。Facebook社で日本語を教えていたんです。

えっ、そうなんですか?

その人たちが日本に行って、日本でFacebookを広げたのです。だから、Facebookにも思い入れがあるんです。

そうだったのですね! 他にも、やっていきたいことはありますか?

今はコーチングを主体にやっていきたいですが、将来的にはシャスタとかセドナなどのパワースポットで泊まりがけのセミナーやワークショップが出来ればいいなと思っています。

アッキーさんのコーチングをオススメしたい人は・・・

最後にですが、僕のコーチングをオススメするとしたら、どういう人でしょうか?

アッキーさんは本質的なところを話しするので、今まで気づかなかったことに気づくのではないでしょうか。 自分が本当にやりたいことに気づいて、そちらの方向にシフトできるとも。 アッキーさんは単にゴールを設定して、それに乗っかっていくだけではないです。 だから、最初に持ってきたクライアントさんのゴールがやっていくうちに変わることもあると思います。 誰でもいいと思いますが、本質的な変化を求めていたり、自分の人生を本気で見つめて、本当に自分らしく生きていきたい人にオススメしたいです。

インタビューを終えて

瞑想を定期的に実践するなど精神性を深く探求すると同時に、コーチングを提供したり、ワークショップをプロデュースしたりと積極的に活動されている重松ちなさん。

受容的な雰囲気の奥に秘められた、「あなたに本当に幸せに生きて欲しい!」という情熱がインタビューでもヒシヒシと伝わってきました。

ライフコーチとして、そして、日本と世界をつなぐ架け橋として、人々の精神性を高めることに広く貢献していかれるんだろうな。そんな気持ちになったインタビューでした。

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