クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.24 ~ フォンツ敬子さん

1966年、東京生まれ。魚座。 シングルマザーとなり幸せを見失っていたところ、コーチングに出会い、「息子のためにも自分をなんとかしたい!」と学び始め、2つの機関でコーチ資格を取得する。

コーチングによる変化を実感したことで、副業でプロコーチとしての活動を開始。気持ちに寄り添うメンタルコーチングを得意とし、心が整い幸せを取り戻すコーチング実績を重ねる。さらに、NLPコーチングの資格取得をきっかけに、セラピー、ヒーリング、ホ・オポノポノ、瞑想など、より深い自己探究、見えない世界の領域へと学びと興味を広げながら、2011年に独立。

離婚後の心のケアと自立『Divorce Care』、幸せな恋愛・パートナーシップのための『恋愛軸』など、女性の、特にシングルマザーのための独自のプログラムを開発、提供。現在は主に、ここからの生き方を模索する40代、50代の女性を【癒し✖️NLP】でサポート。

関わる方々からは「圧倒的な安心感がある」「悩みが悩みでなくなる」「癒しが起こるのを感じる」といったお声が多数。
10年を越える学びと実践、豊富な経験に裏付けられたコーチングスキルと、冥想で培ってきた直感や洞察力からの、ズバ抜けた「聴く力」に定評。

「誰もが、無限に愛が湧き出る泉に繋がっている」そんな信念のもと、内側にも外側にもやさしい世界を拡げる活動をしている。

プライベートでは、48歳でハワイに住むパートナーと出会い、52歳で再婚、ハワイ移住。

<所有資格>
マインドフルネスNLP®マスタープラクティショナー
米国NLP協会認定マスタープラクティショナー
NPO法人HCJ認定メンタルコーチ

ブログ :自分を知り、自分に還ることで 心満ちて 幸せに生きる
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フォンツ敬子さんのInstagram
Instagram (プライベート)

クライアントインタビュー

クライアント: フォンツ敬子さん

インタビューアー: 赤木広紀

正直、「きついなー」と感じました。

それでは早速ですが、 敬子さんとコーチングとの出会いを教えてもらえますか?

当時、勤めていた会社で、コーチングを学んでいる先輩がいたのですが、それが私とコーチングとの出会いです。 ちょうどその頃、離婚し、シングルマザーになったばかりで、「なんで離婚しちゃったんだろう?」と、親や子供に対する罪悪感を抱えながら生きていました。 ずっと落ち込んでいる訳ではないものの、夜になって子供を寝かせた後にしみじみと、そんな思いが湧き上がってきて、苦しかったです。 心の仕組みを知れば、自分が楽になるんじゃないかと思って、コーチングと出会う前に、夜間の社会人スクールでカウンセリングを学んでいました。

それで、気持ちは軽くなったのですか?

学んだ内容は興味深かったのですが、実際にそれで好転したかというと、そうでもありませんでした。 そんな時に会社の先輩から言われたのです。 「コーチングを勉強しているので、練習台になってくれないか?」と。 つまり、クライアントとしてコーチングを受けてみてほしいということでした。

そういう経緯だったのですね。ちなみに、コーチングを体験してみた感想は?

体験としては、正直、「きついなー」と感じていました。 どうなりたいのかを色々聞かれても、それが分からないから今、しんどいのに・・・ それが結構、辛かったです。 でも同時に、この状況を何とかしたいという藁にもすがる思いもあって、 キツイながらも、「私もこれを学んだらいいんじゃないか」と思ったんですね。

スクールを受講するまで、1年近くかかりました。

それで、コーチングを学び始めた、と。

そうなんです。その先輩に勧めてもらったコーチングの本を読んだり、勉強会に参加したり、少しずつコーチングを知っていきました。ただ、どうせなら、ちゃんと体系立ててコーチングを学びたいという思いも強くなってきたのですが、なかなか踏ん切りがつかなくて。

踏み出せなかった理由は何だったのですか?

体系立てて学ぶスクールは、それなりの受講料がかかりますよね。私はシングルマザーだったし、そんな風にお金を使っていいんだろうか、みたいな悩みや葛藤がありました。

それでも、最終的には受講を決めたのですよね?

えぇ、スクールを受講するまで、半年・・・いや1年ぐらいはかかりましたが。最終的には母に相談したりして、どうにか受講料を工面しました。

様々な困難を乗り越えてのコーチングの学びだったんですね。

そうですね。やっぱりどうしても学びたいという気持ちが、半年経っても消えなかったので。

急に好転したのではなく、好転のはじまりでした。

それから本格的にコーチングの学びがスタートしたわけですか?

コーチングを学ぶこと自体に楽しさがありましたし、先輩コーチの姿に憧れることもありました。 学びの一環として、私自身も実際にコーチをつけました。毎月のコーチングが、自分の成長に役立ったと感じています。

どういった点で、ご自身の成長を感じられましたか?

コーチングセッション中は、よく泣いていました。私自身がなぜ止まっているのか、苦しいのか、その理由を多角的に探るようなセッションで、気持ちを吐き出すような感じでしたね。

いいコーチと巡り合ったのですね。その時のコーチングで敬子さんの人生が好転したのでしょうか?

ええ、急に好転したというよりは、あれが好転の始まりだったと思います。

元々、ご自身の人生のためにコーチングを学び始めた敬子さんが、自身もコーチとして活動していこうと思ったきっかけは何だったのですか?

自分自身がコーチングを受けて良かったものの、私自身がコーチになるとは、まだ考えてませんでした。むしろ、もう少しコーチングの勉強を続けたいと思っていたので、別のコーチングスクールでメンタルコーチングというのを新たに学びはじめました。

そうだったんですね。では、そのメンタルコーチングを学んで、どんな変化がありましたか?

そうですね。メンタルコーチとして人の話をもっと聴きたいと強く思うようになりました。 最初はアシスタントとして研修に参加したり、先輩のサポートをしたりでしたが、次第に自分もコーチとしてやってもいいのかなという自信がついてきて、コーチとしての活動を本格的に始めました。

明らかに、個人に関わっていくほうが向いているのです。

コーチとして活動を始めてからはどうでしたか?

人からご紹介頂いたり、先輩コーチの研修にサポートとして入らせてもらったりする中で、コーチとしての経験を積んでいくことができました。 ただ、組織のチームビルディングや、チームのマネジメントのためにコーチングを使うというのは、私の中ではしっくりこない感じがありました。

どういった点がしっくりこなかったのですか?

コーチとして様々な体験をするなかで、本当はどういう関わりをしたいのか、どういう人に価値を提供できるのかが見えてきました。

どういう人に価値を提供できると分かったんですか?

もう、明らかに個人に関わっていくほうが向いているんだ、とわかったのです。

そうすると、コーチとしての活動にも変化はあったのですか?

勤めていた会社も、組織自体が色々と変化しつつある時期でした。 さらに、その頃には息子が高校生になっていて、そこまで手がかかりません。コーチングで生きていこう、コーチングをもっと仕事として力を入れていこうと決めて、会社を辞めました。

それは本当にすごい決断ですよね。

はい、既にクライアントも何人かいたことも、決断を後押ししました。 現在は、再婚を機にハワイで暮らすことになり、そこでコーチとして活動しています。

クライアントさんに対する思いが似ているな、と。

そうなんですね。今はハワイに住んでコーチとして活動されているんですね。
では、話は変わりますが、私(赤木)のことを知ったきっかけは何でしたか?

はい。コーチングを受けようとコーチを探して、巡り合ったって言ったら おかしいですけど。 コーチの知り合いは何人もいましたが、私のことを知らないコーチの方から受けてみたいなと思っていました。私が尊敬する方から赤木さんを紹介頂いたことがきっかけですね。

そうだったんですね。実際、話してみての印象などを聞かせてもらえますか?

クライアントさんに対する思いみたいなこと、何というかそういうものが私と似ているなと強く感じましたね。目の前のクライアントさんに対する熱意をすごく感じまして、それが嬉しかったですね。

そう言って頂けると嬉しいです。

「コーチングってこんなに良かったんだ」

ちなみに、私のコーチングは、どんな方のお役に立つと思いますか?

そうですね・・・ 一言でいうと、行動できない人でしょうか。

行動できない人・・とは?

無気力という意味ではなく、むしろ「これがやりたい、あれがやりたい」とやりたいことが一杯あり、自分の中で何が大切なことかも、こうしたらいいってことも分かっている。けれども、「今日はこれやろう」って自分で決めてもくじけてしまう人ですね。 そういう人にはすごくいいんじゃないかなって思いますね。 私は今、圧倒的に行動してます。それはなぜかって言ったら、赤木さんに伴走してもらってるから。 やはりコーチをつける意味は、そういうところなんだろうなと思います。

ありがとうございます。そこは本当に、コーチングの真髄ですよね。思いがあっても、やる気があっても、なかなか動けないときに、行動するためのサポートがあるといいですよね。

あと、今ふと思ったけど、最初に受けたコーチングで嫌な思いをした人にもいいかもしれません。 例えば、会社でコーチングを受けろと言われたけど、別に良くも悪くもならないという印象で止まっている人とかが受けると、「コーチングってこんなに良かったんだ」と実感してもらえるかもしれないですね。

確かに過去にも、そういう方がいらっしゃいました。少しでもコーチングへのイメージが良くなったらいいですね。

皆さんにハワイの体験をしてもらいたいですね。

最後に、敬子さんの今後のビジョンや目標を教えてください。

はい、先ほどもお話ししましたが、私は現在、ハワイに住んでいます。 ハワイにいることを活かして、皆さんにハワイの体験をしてもらいたいですね。 具体的にはリトリートや、そうでなくても、ハワイに来たときに気軽に私とお茶をする、対面セッションを受けるなど、さまざまな形で実現できればと思っています。 私とともに過ごすハワイでの体験を通じて、人生が良い方向に流れるようなきっかけになればいいですね。

それは素晴らしいですね。では、敬子さんがこれから果たしていく役割は、どんなことだと思いますか?

自分が何かを提供するというより、人々がより深いレベルで自分自身で気づくことができるようなサポートをする。そんな存在でありたいと思っています。特に、自分の可能性を感じることや、本当はこうしたかったという想いを思い出すように再認識してもらうことができれば嬉しいです。

敬子さんご自身が、ハワイに住むようになって、人生が良い方向に流れたのでしょうね。

ハワイの海を見た時に、もう自分に嘘はつけないなって、そういうすごい思いが湧いたんですよね。私自身が、そんな海のような存在でありたいなと。

敬子さんと触れ合うことで、その人が自分自身の本心と出会える、そんな風景が目に浮かびます。本当に私はこういう生き方をしていきたいんだ、と気づくような。

そうですね。そうやって自分を取り戻していく、思い出していく。そんな方が、一人また一人と増えていくんだろうなぁと思います。

インタビューを終えて

『自分が何かを提供するというより、人々がより深いレベルで自分自身で気づくことができるようなサポートをする。そんな存在でありたいと思っています』

そう話してくださった敬子さん。

私も以前に訪れたことがありますが、ハワイの海と風と島からは、全てを包み込んで暖かく見守ってくれているような感覚が伝わってきます。

そんなハワイの雰囲気を敬子さんから感じるからこそ、セッションした方々は皆さん、自然と自分の一番いい状態を思い出し、そこに戻っていくのでしょう。

これからも、コーチングやセッションを通して、一人一人が自分を取り戻し、思い出していく場を築いていってください!

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