クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.20 ~ 廣瀬久美子さん

ハイローズ・フィールド 代表
ソウルナビゲーター
廣瀬 久美子(ひろせ くみこ)

2級キャリアコンサルティング技能士
国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
CRRシステム(関係性)コーチング®︎応用コース修了
米国NLPプラクティショナー
Points of You®︎エキスパート
一般社団法人ブライトシフト 理事
NPO法人ひととひと理事

OAインストラクターを経て、結婚後パートナーの事業を経営に携わり24年間支える。
コーチングに出会い生き方が変わり、得意としてきた「聴くこと」を磨きプロコーチに転身。

人がキャリアを通して「自分らしさ」を発揮しながら、「心の満足」を実現するあり方や家族関係のテーマを中心に経営者、管理職、教育関係者、会社員、対人援助職・コーチなど幅広くサポートする。

人の葛藤が、仕事で起こることが多いことからキャリアコンサルタントの資格を取得。研鑽を続け2級キャリアコンサルティング技能士となる。

現在、シニアのセカンドキャリア支援を公的機関で携わるかたわら、人生で起きてくる危機を乗り越えるパーソナルセッション、右脳を刺激する写真カードを使い視点の転換を図るワークショップを開催している。

一人一人が自分を大事にし、自分も相手も尊重する自己表現を大事にするとともに、仲間たちと協働し、共創する仕事のスタイルで「響き合う社会の実現」を目指している。

京都府京都市在住


ホームページ:ハイローズ・フィールド~魂が悦ぶ豊かな人生を ソウルコーチング
コーチ紹介:CTIジャパン
SNS:Facebook

クライアントインタビュー

クライアント: 廣瀬 久美子(ひろせ くみこ)さん

インタビューアー: 赤木 広紀

滅多にしない自分の話を初対面の方にしました

早速ですが、今、どんな活動をされているか、聞かせてください

主に2つあります。一つは、キャリアコンサルタントとしての活動です。
とある機関で、シニアの方の再就職支援をしています。もう1つは、プロのライフコーチとして活動しています。

あと、不定期ですが、企業から依頼を受けて研修やセミナーをしたり、自分でワークショップも開催したりしています。

幅広く活動されているんですね。そんな廣瀬さんがコーチングと出会ったきっかけは何だったんですか?

2014年前後に遡りますが、その頃、家族関係のことで悩んでいました。
どうしたらいいか分からないと思い詰めていたとき、たまたま主人の友人でコーチをしている方から、あるコーチング講座に誘われたのです。

それが、CTIジャパンの「コーチングのプロが教えるコーアクティブ会話術」というものでした。

コーチングとは何かも知らないまま、家族関係が良くなる助けになれば・・・と、すがるような気持ちで参加しました。

その講座を受講したときの体験は覚えていますか?

衝撃的でした! 短い対話の時間に、参加者同士でペアになったとき、初めて会った方なのに、すごく自分のことを話せたのです。

私は自分のことをしゃべるのが苦手だったのですが。
にも関わらず、滅多にしない自分の話を初対面の方にしました。

私だけではなく、相手の方もすごく大事と思われることを話して下さったのです・・・ 初めて会った私に。

ほんの短時間でそんなことが起こったので、なにこれ? とびっくりしました。

確かに、初めて参加した場所で、自分のことを話すのって勇気がいりますよね。
その体験がきっかけで、コーチングを学ぼうと思ったんですか?

そうですね。ただ、受講する前に、CTIジャパンの方に尋ねたのです。

「コーチングってよく分かってないけど、受講したらどうなるんですか?」とかね。

でも実は、明確な答えは、返ってこなかったんです(笑)

けれども、「それを学んで何になるかも分からない。しかし現状をなんとかしたい!」という強い思いがあったので、半信半疑のままでしたが、受講しました。

魂が震えていたんだな、そんな表現しか思い浮かばないですね。

CTIでコーチングを学んで、どんな体験がありましたか?

最初の基礎コースを受けて、コーチングのことがスッキリ分かると思ったら、逆にもう、モヤモヤが増えまくりましたね。

レクチャーを聴いて、「あぁ、これ知ってるわ。できるわ」と思っていても、実際にやってみたらうまくいかなかったのです。

ただ、話を聴いてもらったという体感的な喜びはありましたが。

モヤっとしながらも、さらに続けてその上のコースを受講されたんですよね。

普段、どちらかというと自分が話すよりも聴く方が多かったですし、聴くということは得意だと思っていたので、その技術を磨いていけば、なにかの専門的な力はついていくのでは、と。

基礎コースの次の応用コースは4つのクラスがあったのですが、どのクラスでも毎回泣いてました。大人になってこんなに泣くんだというくらい泣きました。

なんで泣いているかは分かりません。けど、涙はあふれてるという・・・

今思うと、なんで泣いていたと思いますか?

魂が震えていたんだな、そんな表現しか思い浮かばないですね。

悲しいから泣いていたのではない・・・と。

嬉しいとか悲しいとかでなく・・・ なんと表現したらいいのか分からないけれど、すごいものに、今わたしは出会った、と。

話している途中で、すごい発見が自分の中にあったのです。
「それが何?」と問われても、自分ではうまく表現できませんが。

感覚的に自分が受け止めていて、話すことで自分が見出されていったのです。

魂が震える、琴線にふれる。そんな体験が応用コースの中で毎回あったのですね。

はい。だから応用コースを受講したあとの数日は、使い物になりませんでした(笑)
フワフワして、地に足がついてない感じでした。

本当の私は、そう思ってはいなかったんだ・・・ そう気づきました。

応用コースが終わったとき、どんな変化がありましたか?

私は思い込みが激しかったり、信念が強かったことに気づきました。

その信念というのは、自分自身で培ったものではなくて、親からもらったものであったり、受けてきた教育であったりしたのですが、それを自分の信念だと勘違いしていたのです。

本当の私は、そう思ってはいなかったんだ・・・ そう気づきました。

それは大きな気づきでしたね。

あと、自分のことをすごく否定していたので、観たくない自分がありました。

触れたくない感情にどっぷりと浸かるのは嫌でしたが、すごく意味があったのです。
喜びではないですが、深いところで癒やしになっていました。

もちろん、「こんなワクワクがあったんだ!」という発見もありました。

自分が何を考えているのか? 自分にはどういう傾向があるのか?
  そんな、良いところも悪いところも全部洗い出された感じがして、自分が何者なのかという理解が薄皮を剥がすような感じで起こっていました。

そんな大きな気づきや変容があったから、最後の上級コースまで進もうと決意したと?

でも、迷いはありました。

こんな私が上級コースにいって、プロコーチになっていいのか?
私がプロコーチになれるのか? という迷いが。

ということは、単に「行きたい!」という気持ちで進んだのではなかったのですね。

恐々(こわごわ)ですね。もちろん、なりたいという気持ちもありましたが。

それでも、先に進んだ原動力は何だったのですか?

すごく魅力的だったのですね。

本当に本質的なところを聴いていって、その人が自分を語っている時間が宝物のように思えたのです。
コーチングは問題解決だけではなく、自分自身を大事にする時間です。

自分に向き合って、自分のなかで何が起こっているのかを言葉を紡いでいくことが、自分を大事にする時間だな、と。

くすぶっていた暖炉に火をくべられて、やっちゃいました、という感じでした。

上級コースに進まれる前後に、廣瀬さんと出会ったと記憶しています。
もう随分前になりますが、僕からコーチングを受けようと思った理由って、覚えてますか?

先ほど、主人の友だちがコーチだと言いましたが、やはり知ってる人からコーチを受けるのはダメだと思いました。

でも、どう探していいのか分からないときに、一緒にコーチングを学んでいた仲間から、赤木さんのことを聞きました。

「アッキーはいいよ〜」と。

そこで、連絡してみたのです。

そのあとすぐ、お話させていただきましたよね。

あれって、コーチングを受ける前の事前相談というものでしょうか?

ええ。僕はオリエンテーションと言ってますが、それですね。

その時の話は今でも憶えています。

「いま、一番 何かちょっと気になっていることはありますか?」と尋ねられたとき、
「部屋が散らかっていて、片付けたいと思ってる」というライトなテーマを出しました。

いくつかのやりとりがあったあと、
「では10分だけ、一番気になる箇所を片付けてみますか?」と提案いただいて。

折角だし、やってみますということで、セッションが終わりました。

私は約束を大事にする人なので、まず10分やってみました。テキパキと取り組むのは得意です。
取り掛かり始めたら、もう10分では、止まりません(笑)

床掃除はするわ、キッチンの掃除もするわで、すごくきれいになりました。
部屋中がきれいになって、嬉しくなって報告をしましたよね?

はい、僕もびっくりしました

これってコーチングなの? コーチング効果なの? 
くすぶっていた暖炉に火をくべられて、やっちゃいました、という感じでした。

いやあ、本当に優秀なクライアントですよ(笑)

ええ、優秀クライアントですよ、私。自分でもそう思いました(笑)

赤木さんとのコーチングは、びっくりすることも多かったです。

それから僕とのコーチングが始まったのですが、同時に早いうちから、廣瀬さんご自身もコーチとして活動してましたよね?

そうですね。ただ、赤木さんとのコーチングのなかで、私のクライアントの話は、テーマとして出したことがなかったと思います。

私自身の課題の話しかしてなかったですが、クライアントとしてコーチングを受けることで、自分が提供するコーチングに対して、すごくヒントを頂きました。

たとえば、どんなヒントですか?

赤木さんとのセッションの中では、自分自身がどうあるかというのは、常にテーマとして持っていました。

自分をどうしていきたいか、自立した人生を歩むというのは私のテーマであり、それと同時に、物事をどう捉えるかや、自分のbeing(あり方)をテーマにしていたのですね。

赤木さんとのコーチングは、びっくりすることも多かったです。

えっ、どんなことに、びっくりしたのですか?

私はちょっとスピリチュアルなことが好きなのですが、そういうことを赤木さんに話しても大抵は通じます。

また「こういう書籍を読んだのですが」と話すと、大体知っているし、すでに読んだよ〜と言われることも多くて。

きっと興味関心のポイントが似ていたのですよ。

そこが嬉しかったですね。幅広い知識・経験も持っていらっしゃるし、かなり前から自己啓発的なことをされていたようで。

単にコーチング的な話だけでなく、人の神秘や魂といったテーマも話し合ったりしましたよね。

そうでしたね〜 ちなみに、僕からコーチングを受けて、どんな変化がありましたか?

不安を持ちながらも、同時に希望をもって、他者と関わっていく。 恐れとともに生きる。そんな境地に今はいます。

私は心配性で、不安を抱えやすいのですが、「怖いんです」と赤木さんに伝えると、「それでいいんです」「それを大事にしてほしい」と言ってもらえたのが良かったです。

完璧でなくてもいいし、不安とともにいていいし、これでいい、と。

怖さとともにずっといましたが、最近は力みリキミなくなっているというか、恐れもほとんどないし、すごくニュートラルでいられる自分がいます。

クライアントさんの魂は、本当は何を求めているのか? そこに聴き耳を立てています

廣瀬さんの変化は、ご自身が提供されるコーチングにも影響はありましたか?

赤木さんとのセッションを重ねることが、私の肥やしになっていきました。

私がコーチのときも、クライアントさんのお話を聞かせていただくところに一緒にいます。

只々ひたすら、クライアントさんに意識を向け、クライアントさんに何が起こっているか、私とクライアントさんとの間に何を起こっているのかをいつも観ています。

あと、クライアントさんの魂は、本当は何を求めているのか?
そこに聴き耳を立てていますね。

PCC(プロフェッショナル認定コーチ)というICF(国際コーチ連盟)の認定資格も取得されていますし、コーチとしてもかなりの実績がありますよね。

ありがとうございます、おかげさまで。

セッション時間は、どれくらいになりましたか?

時間数は690時間を超えました。ずっとクライアントさんでいてくださる方もおられます。

一人のクライアントさんに長く関わっておられるのですね。

そうですね。

お話できる範囲でいいのですが、セッションで関わっているクライアントさんにどんな変化がありましたか?

急激な変化ではないのですが、「気がついたら楽になってました」とか、「気になっていたことがいつの間にか気にならなくなりました」とか、「できないと思っていたことが、気がついたらできていました」とか・・・そういう話はよく聞きます。

もちろん行動を後押しするし、やってみましょうとも言いますが。
コーチングを重ね、心理的なブロックが外れることで、行動が変わるようです。

クライアントさんの心理的なブロックが外れる、と。
廣瀬さんはクライアントさんと、そういう関わりを大切にしてきたのでしょうか?

クライアントさんは、ブロックを外したいとはおっしゃられないのですが。

気がついたら、押し留めていたことがなくなっていたとか、コンフォートゾーンから出たとか、そういうことが起こっているようですね。

ただただ純粋にクライアントファーストで向き合っているんですね。

コーチをしてからですが、微細な声のトーンに敏感になりました。
余談ですが、昔はスカイプしかなくて、音声だけだったので、クライアントさんに集中しやすかったです。

Zoomで映像を出してみたこともありますが、映像がでると惑わされるのです。
私は画面オフの方がセッションしやすいですね。

私もああいうのをやってみたいなぁ、と、すごく刺激を受けました。

長くコーチングを受けて頂いていますが、改めてコーチとしての赤木の印象をきかせてもらえますか?

本当に深く聴いてくださるなぁと感じています。
そして、過去の自分のことを俯瞰的に観られるような関わりをしてくださっています。

知識も豊富だし、関わり方もナチュラル。
だから自然に話せるし、「これやりましょう!」とグイグイくるのはなく、ぐっと深く自分に向き合える感じがします。

あと、質問の仕方は変えていかれているように思うのですが・・・

えっ、そうですか? それは意識してなかったです。

飽きないようにして下さっているのかと思ってたのですが・・・
でも、ベースのスタンスは変わらないですね。

赤木さんも大学の講師をされたり、事業の内容も変わってこられてきてますよね。
私もああいうのをやってみたいなぁ、と、すごく刺激を受けました。

廣瀬さん自身も、コーチ以外にも、キャリアコンサルタントを始め、どんどん仕事の幅を広げてますよね。

そうですね、好奇心が多岐にわたっているので(笑)

実は自分でもすごく不思議に思っていることがあるのです。

人がすごく苦手だと思っていましたし、今でも人見知りではありますが、実は、人がこんなに好きだったんだと気づいたのです。

人って美しいなと今は思いますね。いろいろなことを含めて。

あえて言うなら、本当に自分自身を変えたい人でしょうか。

人に対する印象が根本から変わったんですね。
ところで、どんな方に、赤木のコーチングは役に立つと思いますか?

本当に守備範囲が広く、そしてソフトランディングに持っていってくださるので、色々な方に合うと思いますよ。

無理やりどこかに引っ張っていくとかは、ないです・・・‥
あえて言うなら、本当に自分自身を変えたい人でしょうか。

とにかく話を聴いてほしいとか、どうやっていっていいか分からない、霧の中にいますという方でもOKです。

ビジネス的なところもOKだし、プロコーチとしてもOKだし、親子関係とか人間関係で悩んでますでもOKです。本当に守備範囲が広いです。

守備範囲が広いと言ってもらえるのは嬉しいですね。
最後になりますが、廣瀬さんご自身の今後のビジョンを聴かせてください。

そんなに明確なものではないですが・・・

今はキャリアコンサルティングでシニアの方と関わってますが、ひととおりの役割を終えた方が迷子になっている姿を目にします。

誰かのために生きてきたけど、これから自分のために生きようとしたとき、何を心の拠り所にしたらいいのか。

その人がこれからどう生きていこうとしているのか
これからの生きがい、そしてさらに楽しく生きていくためにどうしたらいいか

そういったことを見つける旅を、共に歩んでいきたいです。

魂の響きを一緒に見つけ出していく感じでしょうか?

はい。自分のために生きるという喜びを味わいながら、これからの人生、何ができればいいのかが分かってきて、それを行動に移して、実行していく旅、「幸せをカタチにする旅」に寄り添っていければと思います。

そういった姿を見たときに、廣瀬さんは何を感じますか?

眼の前に、お花畑が広がりそれぞれが咲き誇る・・・ そういう風景をみていく感じかな。

私のキーワードの一つは「響き合う社会」であり、そういう方が一人でも多くなると、社会も響き合っていくと感じます。

改めて、今日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

インタビューを終えて

『「幸せをカタチにする旅」に寄り添っていければと思います。』

コーチとして、そして、キャリアコンサルタントとして、これまで誰かのために生きてきたけど、これからは自分のために生きようとしている方々に寄り添っている廣瀬さん。

自分自身の課題に向き合い、克服してきた経験が、人はいつからでも変わることができるんだという深い信頼につながっているんだと思います

目の前の一人一人の魂を響かせていくことで、社会全体に響きが広がっていく。
そんな「響きあう社会」を築いていってください!

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