クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.15 ~ 岩崎優さん

◆経歴
総合家電メーカーにて15年間、電装・ソフトウェア技術者として商品開発に携わる。
開発に関わった商品は、ネットワーク家電、電動コミューター、電動歯ブラシ、睡眠関連商品、水処理システム、業務用洗濯乾燥機、業務用洗髪機など。
2015年にAct And Actを創業。中小企業の経営課題の解決に関わる。
2017年からコーチングスクール講師として、コーチングを学ぶ社会人をサポートしている。

◆保有資格
・中小企業診断士
・メンタルヘルス・マネジメントⅠ種
・NLPマスタープラクティショナー
・GCS認定プロフェッショナルコーチ
・ファイナンシャルプランナー(AFP)
・Points of You エバンジェリスト
・週末起業実践会認定コンサルタント

Act And Actホームページ

クライアントインタビュー

クライアント: 岩崎 優(いわさき まさる)さん

インタビューアー: 赤木広紀

物事の良い面も悪い面も、両方見れるようになりました

岩崎さんのコーチングとの出会いは、どんなきっかけでしたか?

元々、NLP(神経言語プログラミング)のスクールに通っていました。その授業で、NLPのスキルを使ってコーチングを行う演習があったのです。

そのとき、「コーチングって凄いな」って素直に思いました。でも、上手くできないな。ちゃんと基礎から学ばないとダメだ。そう思って、コーチングを学びはじめました。

実際にコーチングを学んで、岩崎さん自身どんな変化がありましたか?

学ぶまでは、自信がもてず、なかなか行動できないタイプと感じていました。
けれども、コーチングを学んで、客観的に自分を見るようになると、実は、それは単なる思い込みだったことに気づいたのです。

それは大きな気づきでしたね!

コーチングを学ぶことで、自分の視野がとても広がりました。視野が広がった結果、物事の良い面も悪い面も両方見れるようになりました。

例えば、どういうことで、良い面と悪い面が見れるようになりましたか?

以前、会社勤めしていたときは、しんどい思いをすることも多く、やりたい仕事ができたわけでは無いので、自分にとっては何も生まない無駄な時間を過ごしただけだった。そう思っていたのですが、冷静に振り返れば色々な経験もさせてもらったし、その経験があるからこそ、知識の幅も広がったのですね。

それまでは、会社勤めのネガティブな面に囚われがちでしたが、コーチングを学んでポジティブな面も見れるようになりました。

コーチングを学び、物事の見方や捉え方が変わったなぁと感じた、と。

そうですね。前向きに捉えられるようになりましたし、とりあえず試してみようという行動力も付きました。

プロコーチのコーチングに、驚きました

話は変わりますが、最初からコーチをつけようと考えていたのですか?

いえ、元々は、別にコーチをつけなくても、コーチングを繰り返し実践することで、自然にコーチングのレベルは上がっていくものだと思っていました。

しかし、その頃、たまたまプロコーチとして活動して数年目という人にコーチングをしてもらう機会があったのですが・・・驚きました。

どんなことに驚いた、と?

それまで、コーチングを学んでいる人同士で、コーチングをしたり、受けたりすることはあったのですが・・・ 何年もプロとして活動している人からのコーチングは、全然違うと素直に思えたのですね。 自分もコーチを探さなきゃと思い始めたくらいですから。

ただ、コーチの方もたくさんおられますが、自分のニーズに合うコーチをどう探せばいいのかが分からなくて・・・。

私を知ったのは、共通の知人からの紹介でしたよね。

「関西だったらこういう人がいるよ」と、赤木さんを紹介してくれた方がいたのです。それがキッカケで今につながっています。

実際にコーチングセッションを受けてみてどんな変化や気づきがありましたか?

赤木さんとのコーチングによって、思考の整理がずいぶんと進みました。

私は色んなことに気を取られがちなのです。いい言い方をすれば好奇心旺盛。悪い言い方をすると全てが中途半端になりがち。でも、コーチングを受けて、いろんなことの見極めができるようになりました。

「やることはやる、やめることはやめる。」 「今、自分にとって何か大切なのかをハッキリさせる。」
その辺りを絞ることができるようになりました。

あと、背中を押してもらうことで、より前向きになって前進できました。けど、そうは言っても、なかなかすぐには結果が出ないときもあります。

そんなとき、相談ではないけど話す相手がいる。見ていてくれる人がいる。だから、安心して前に進めるというのは、コーチングを受けていて毎月感じていることですね。

なかなか一人では進めなかったけれども、コーチングで後押しを受けて動けたことって、どんなことがありましたか?

赤木さんとのコーチングが始まった当初、飛び込み営業にチャレンジしてみましたよね。

あぁ、ありましたね。

まずは50人に提案を断られるというコミットメントでしたね。営業電話をかけてみたり、飛び込み営業やったりと無事?50人に断られました(笑)

元々営業は苦手でしたし、精神的にダメージを受けることもありましたが、まあ2、3日経てば忘れましたね(笑)。とりあえずやってみて良かったです。やってみて初めて分かったこともありましたし。

岩崎さんの強みというのは コツコツと一つ一つ積み上げていく丁寧さと、一度決めたらとことんやり続けるという強い意志を持っていることですよね。

慎重に進む面もあれば、飛び込み営業にも挑戦してみるといったフットワークの軽さも、どんどん磨かれていったと思います。

はい、そうですね。

いい会社を作ろうという経営者の力になる。それが私の軸です

私とのセッションの中で印象に残っていることはありますか?

そうですね。中々、思うような結果が出ないとき、自分の軸がブレてしまうことがありました。でも、そのとき、「本当に大事なことは?」と質問を受けて、「あ、そうじゃないな」と気づかせてもらったのです。

セッションを繰り返すことで、自分の軸が定まり、他人の声にブレなくなってきました。それが、セッションの効果を大きく感じるところですね。

岩崎さんは毎日、ブログでコラムを更新されていますよね。

はい、そうです。

これを伝えようという軸があるから、一貫して書き続けることができるのだと思います。改めて、そんな岩崎さんにとっての「軸」を教えてもらえますか。

最終的には、中小企業の会社全体を良くしたいと思っています。経営者の方が、本当にいい会社を作ろうという意識で行動できるようになったとしたら、それが一番会社にとって良い状態になるはずです。

コーチとしてそんな経営者の力になる、それが私の軸です。

「経営者の力になる」という軸が定まったのですね。

経営者から新商品の開発や新規事業の話が出たときに、それを開発することでどういう効果を生んで、どういう人に喜ばれたいのかをコーチングでじっくりとお伺いしています。語ってもらうことで、とても明確になりますから。

同時に会社の将来、どういう会社にしていきたいのかもお伺いします。 それを実現することによって、どういう世界を作りたいのか、いわゆるビジョナリー経営についてです。

商品開発、そして会社の経営戦略。この2つを明確にすることで相乗効果が生まれます。私のコーチングもこの2本柱に絞れてきました。

今後の方向性をお話しいただきましたが、岩崎さん自身のビジョンも教えて下さい。

コーチングの良さや効果を、もっと知ってもらいたいなと思っています。経営者の方が、コーチをつけて当たり前という状態を作り出したいです。

「えっ、まだコーチをつけていないの?」っていう感じにしたいですよね 。

エグゼクティブコーチが活躍するというニュースを、もっと目にするようになればいいなと思っています。

経営者にコーチがつくというのが普通になっていたら、その経営者が経営する会社はどうなっていくと思いますか?

まずブラック企業という話を聞かなくなると思いますね。

「どんな会社を作りたいのか?」
「社員にどんな気持ちで働いてもらいたいのか?」

そういった問いを経営者が真剣に考える会社は成長するでしょうし、そういう会社を選ぶ人が増えていくと、そうじゃない会社は淘汰されると思います。

企業はずっとメンタルヘルスの問題を抱えていますが、働きやすい会社が増えることで、それも減っていくのではないかなと思っています。

あとはそうですね・・・日本って、学生にとって将来に期待がもてない国と思われているそうです。でも、もし社会人がイキイキと働いてたら、学生にとっても将来に希望がもてる、自分も早くこうなりたいと目指すのではないでしょうか。

それによって、日本も全体的に明るい雰囲気になっていく。そういう社会につながればいいなと思っています。

最後になりますが、赤木からコーチングを受けたらいいと思うのはどんな方でしょうか?

振り返ると、昔はうまくやらなきゃ、ちゃんと聴かなきゃといろんなことを考えながらコーチングをしていましたが、今はニュートラルにコーチングができるようになってきました。 それも赤木さんとの逆コーチングで色々なことを試しながら、それに対するフィードバックをもらい、自分のコーチングをブラッシュアップしてきたからですね。

プロコーチとして活動しようと思っている方には、コーチングセッションも受けられるし、逆コーチングで、コーチングのレベルも上げられるので、おすすめだと思います。

インタビューを終えて

コーチングセッションを通して、ご自身の軸を着実に明確にされていった岩崎さん。

元々、やると決めたことは着実にやり切る強さをお持ちでしたが、最近はそれに加えて、日々のブログでもコーチングの講師としても、フットワーク軽く、どんどん自己表現をされています。

「働くことを楽しんで欲しいです!」

そうおっしゃる岩崎さん。

これからも、仕事の面白さと楽しさを伝える伝道師として、経営者や従業員の方々に貢献していってください!

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