クライアントインタビュー

Client Interview

クライアントインタビューVol.6 ~ 吹田猛さん

大阪府箕面市出身
2001年、岡山大学歯学部卒業。同大学補綴科に2年間研修医として勤務後、大阪で4年、山口で7年、歯科医院に勤務。2015年、山口市内に「このはな歯科医院」を開院
歯科医師として技術の研鑽に励む傍ら、2005年にコーチ21(現、コーチA)のCTPを受講。同年、勤務する歯科医院でスタッフ向けに患者さんとのコミュニケーション力UPのための私的勉強会「吹田塾」を立ち上げる。
その後、院外にも門戸を開き、徐々に院外セミナーの色合いが強くなり、2008年1月、コーチング会社「吹田塾」を設立。現在は関西で不定期にて開催中。

吹田 猛さんのブログ:華咲かそ!! 歯科医院をみんなが輝く空間へ!

クライアントインタビュー

クライアント: 吹田猛さん

インタビューアー: 赤木広紀

最初に出会ったときにコーチングを受けようと思いました

吹田さんとはありがたいことに、長くコーチングを受けて頂いてますが、初めてお会いしたのは、確か2005年でしたよね。

そうそう、2005年でした。あるシンポジウムにアッキー(赤木)がパネラーで出ていたときです。アッキーからコーチングを受けようと思ったのは、そこで一番最初に出会ったときに遡りますね。

初対面のときに「受けよう」と思ってくれたんですね。ちなみに、僕と初めて会ったときの印象を覚えていますか?

うーん、具体的なことは思い出せないのですが、感覚的に言いますと、「コーチって、こういう人を言うんだろうな」というオーラでしたね。つまり、自分がコーチと聞いてイメージする雰囲気そのものでした。

えっ、どういうところがですか?

クールとはまた違うけど、インテリジェンス、そんな感じですかね。理路整然とした話す姿を見て、「おぉ、さすがコーチ!」と思ったのを覚えてます。ただ、興味は惹かれたのですが、アッキーからコーチングを受けるのはまだ早いな、と思ったのです。

なぜ、(コーチングを受けるのは)早い、と思ったのでしょうか?

いずれは受けたいけれど、まずは自分もコーチとして勉強し、もう少し実力をつけてから、と思ったからです。出会ってからコーチングを学び、女性のコーチにお願いしてコーチングも受けていました。そうするうちに、自分自身の精神的な基盤(ファンデーション)も出来つつあり、自分でもクライアントを持って、コーチングをするようにもなりました。今度は、ビジネスのコーチとしての自分のスキルを上げようと思ったのです。その時に浮かんだのが、2005年に出会ったアッキーでした。

今もクライアントが途切れずにいます

それが2007年の冬でしたね。実際に僕のコーチングを受けてみて、どうでしたか?

そうですね・・・。僕の選択は間違ってなかったな、と感じました。成果も色々ありました。現在も主宰する吹田塾を会社として立ちあげることが出来ました。コーチとして起業して、色々とアドバイスを頂いたりしながら、ビジネスとしてやっていく中で自信がつきました。それが好循環となって、次々とコーチングの契約が決まりましたし。本業が別にあるので、コーチはあくまでも副業ですが、それでも、ありがたいことに今もクライアントが途切れずにいます。

吹田さんも、長年続けてコーチングをしているクライアントさんが何人もいますよね。

そうですね。おかげさまで自分のコーチとしてのレベルも上がったように思います。

コーチとしてのレベルが上がった理由は何でしょうか?

自分がコーチングでやっていることが何なのかを、アッキーが例えを使ったりしながらフィードバックしてくれるので、より理解できるようになったというのはありますね。自分が無意識にやっていたことを、自分でちゃんと認めることができるようになったのは大きいです。あと、感じる力も上がったように思います。コーチングセッションをしてもらうと、感じる力を妨げるものがスーッと流れていくのがわかります。

「クライアントが勝手に気づくコーチング」になってました

そう。吹田さんは感じる力が高いんですね。自分で話しながら自分で勝手に気づいていく、そんな感じなのです。僕はいつも聴いているだけですよ(笑)。

一人で話して、一人で気づいてをやってますね。面白いなぁと思うのは、自分のクライアントもそうなっていくことです。コーチングの中で気づかなくても、日常生活でフト「あぁ、吹田さんが言ってたことは、こういうことだったのかな」と気づいていくと言われることがあります。僕も最近は、クライアントの話しをずーっと聴いているだけです。ご本人が勝手に気づいていきますから。最後に意見を求められたら、感じたことを言う程度ですね。

そうなんですね。

まさしく「クライアントが勝手に気づくコーチング」ですね。僕のコーチングもそうなってました。

コーチングを受けてから、他に何か変化はありましたか?

物事を受け止める器が広がったかな、と思う時があります。あるとき、上司から否定的なことを言われたのですが、反発することもなく、ごく自然に受け止めていました。あぁ、自分には見えてないけど、そういう一面があるのかもしれないな・・・と。以前だったら、もっと抵抗してましたよ。オレのことを認めさせてやるっ!みたいな(笑)。それもかなり無くなりましたね。前よりも感謝できるようになったというか。

反応的にならなくなったということでしょうか。

そうですね。それと、無意識に身を任せられるようになりましたね。感じたままがそうなんだ、と。それが意識にまで落ちたので、意識と無意識の間の葛藤が減ったかな。

先入観なく、アッキーを感じてもらえたらいいなと思います

吹田さんの場合は、頭より、身体の方がよく知っているという印象がありますね。

そうですね。だからなのか、思ったことがすぐに叶うようになりました。先日も、ある雑誌に原稿を書きたいなぁと思っていたら、突然、先方からオファーがきましたし。実現するスピードは格段に上がりましたね。

元々、願望実現力が高かったですしね。頭で色々と考えてしまうと、その力を封じ込めることになっていたのでしょう。それを手放して、無意識に任せた方が、吹田さんはうまくいくのだろうと思います。

確かにそうですね。

深いところに眠っている無意識の力、それに対する信頼が強くなっている、そんな印象を吹田さんから受けますね。改めて、僕のコーチングはどんな人にオススメでしょうか?

どんな人にもオススメできますが(笑)、あえて言うなら・・・そうですね。色々と葛藤して、モヤモヤして、何とか変わりたい!と思っている人かな。逆に、どういう人はオススメできないかというと・・・

あっ、それ聞きたいですね。

愚痴を聞いて欲しい人、アドバイスを求めている人、本当に変わろうとしていない人には勧めません。

僕を紹介してくれるときは、どういう風に言って下さってるのですか?

シンプルに「僕のコーチ」と言ってます(笑)あと、コーチ業についてのアドバイスを求められたときに、紹介することもあります。僕は副業ですが、アッキーはコーチで起業しているから、より専門的にコーチ業のことを分かっているよ、そういう言い方することもありますが。ただ、自分から「アッキーはこういうコーチだ」とは言わないです。アッキーに会えば、「あぁ、この人は大丈夫」と思ってもらえるでしょうし、先入観なく、アッキーを感じてもらえたらいいかなと思っています。

インタビューを終えて

吹田さんが関西で主催する「吹田塾」に初めて参加したときのこと。コーチングとか特に習ったことがないという人たちがたくさん来ていたのですが、簡単な約束事をお伝えした後は、3~4人で自由に話し合っただけでした。

「えっ、それだけでいいの?」って思いましたが、始まったときは緊張していた人も、徐々に心が開いてきて、最後はイキイキと表情が輝いて、元気になって笑顔で帰っていったんですね。とっても衝撃的でした。

それまではコーチングスキルなど技術を磨くことで、相手が元気になるような会話ができると思ってましたが、安全安心を感じる場ができたら、自然と人はイキイキと元気になっていくんだということを肌で実感した体験でした。

そういう暖かい場を作り出すとっても熱い心を持った吹田さん。歯科医師としてもコーチとしても、人が元気にイキイキと輝く場を作っていってください!

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